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【ローカル新聞コレクション】第1回

「網走新聞」2003年10月23日付

旅先で入手し、自宅に所蔵している新聞を紹介します。今回第1回として北海道網走市で発行していたローカル新聞を紹介します。

網走新聞(あばしりしんぶん)は、かつて株式会社網走新聞社が北海道網走市を中心とした地域で発行していた日刊の地方新聞である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%B2%E8%B5%B0%E6%96%B0%E8%81%9E

この新聞を入手した当時は横浜に住んでおり、時々飛行機で北海道に飛び、旅行を楽しんでいました。この頃はサークル「横浜新聞研究所」創立前で、純粋に旅行好きで且つ旅先のローカル新聞を集める事を楽しんでいました。

「網走新聞」題字

販売区域は北海道網走市でしたが、JRの駅やコンビニ等での一部売り(即売)はされておらず、直接新聞社に出向き入手しました。

「網走新聞」の紹介

第2次世界大戦中の新聞統合から明けて間もない1947年に創刊し、地元での支持を得ていましたが、新聞社を訪問した翌年2004年の7月に新聞社の社長宅の火災により社長夫妻が亡くなり、その後新聞発行を継続する態勢作りを断念し、廃刊になってしまいました。
しかし、地元に根付いたローカル新聞の消失の影響は大きく、地元経済界の後押しで同年10月に「網走タイムズ社」が設立されて「網走新聞」記者も移籍し、11月より網走市を対象としたローカル新聞「網走タイムズ」が創刊され、現在に至っています。

網走市の紹介

北海道網走市は人口約3万3千人のオホーツク海に面した都市です。

住民基本台帳に基づく、 令和4年2月末現在 の人口・世帯数です。

https://www.city.abashiri.hokkaido.jp/020syokai/jinko.html

人口は少ないながらも北海道庁の出先機関であるオホーツク総合振興局を擁する行政上の要衝であり、現在は知床半島や冬場の流氷見物をはじめとした道東の観光の拠点ともなっています。

JR網走駅(2008年3月撮影)

また、幾つもの映画の舞台にもなっている網走刑務所があり、旧獄舎は「博物館・網走監獄」として公開しているほか、市内にはラムサール条約に登録された濤沸湖など郊外には自然豊かな湖沼があります。

流氷観光船(2008年3月撮影)
網走沖に漂着した流氷(2008年3月撮影)

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