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大好きなら、さっさと仲直りしよう

朝7時に朝食を終えて、メイク前にスマホをチェックする。お目当ては、さとゆみさんの『24時間で消えるエッセイ』だ。

毎日、エッセイを読んで感じたこと、思い出したことなんかをリポストするのが日課。今朝もそのつもりで、COLECOLOR.JPのリンクを開いた。

ネガティブなことに遭うのは仕方ない。ネガティブなことを考えるのも仕方ない。でも、ネガティブワードを脳の検索ワードに入れるのをやめましょう。「ツイてない」「イヤなことばかり」と検索すると、脳はそういう経験だけを検索する。

<中略>

検索ワードによってソートされる出来事でその人の物語が編集されていくのだとしたら、まったく同じ経験をした人でも完全に違うストーリーになるというわけか。

検索ワードが人生を変える【さとゆみの今日もコレカラ/第83回】

思い浮かんだのは夫のこと。昨夜、私たち少しだけケンカした。


毎朝5時に、夫が起き出す。ベッドから抜け出す前に「おはよう。」と軽くチュっとする。私が起きるのは6時すぎで、出勤する彼を送り出す。今度はわたしがチュッとして、笑って手を振り合う。

「いってらっしゃい。」
「行ってきます。」

結婚して20年来、ずっと変わらない。

だけど、今朝は違った。夫はいつも通り「行ってくるね」と言ったけど、私は彼の顔も見なかった。ソファに座ったまま「ん。」と呟いただけ。

今朝のさとゆみさんのエッセイは、私に問いかけているみたい。「このままだと、1日ネガティブ検索しませんか? 彼の1日も台無しにしてますよね?」はい、おっしゃる通りです。

昨日の夜、いつも優しい夫の言い方がキツかった。それで私、怒ってしまってプイってなったんだ。

でもさ、私だって悪いところあったんじゃない?

スマホをダラダラ見ていて、寝る時間が遅くなった。夫はウトウトしながら、横で待っていてくれてた。仕事で疲れてて、すごく眠かったはず。そりゃ、イライラしちゃうんじゃない?

「ごめんね。」ってちゃんと謝ろう。それで、嬉しかったことだけ脳内検索して生活しよう。


仲直りしてもしなくても、同じ1日。でも、仲直りしたストーリーの方が、喧嘩したままのそれより、ずっといい。そんな1日が積み重なって、私たちの人生になっていくのかな。

私と夫の2人分。さとゆみさんのエッセイに救われたのでした♡

多分、めっちゃノロケ話ですね。失礼しました。


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