横石 愛(あいう)

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    さとゆみゼミ4期(土)メンバー限定。1000日間連続投稿チャレンジマガジンです。

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ポートフォリオ|ライター横石愛

こんにちは。プロフィールページにお越しいただき、ありがとうございます。 薬機法にもとづいたライティングを得意とする、美容ライター横石愛です。 お仕事をお引き受けするときに大切にしていること、経歴や実績をポートフォリオにまとめました。 少しでもご興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせください。 大切にしていること納期の順守・前倒し(納期に遅れたことは、ただの1度もありません) 即レス•要点を押さえたコミュニケーション いただいたFBは前向きに修正・間違い

    • #37. 悔しみのスライムを言語化してみる

      小学生のころ、シャム猫を飼っていた。拾ってきたとき「ミュウ、ミュウ」と鳴いていたから「ミュウ」と名づけた。毛色はシルバーグレイで、足先と尻尾と耳だけが黒い。宝石のサファイアみたいなブルーの目で、洋画に登場しそうなエレガントな猫だった。 見た目とは違い、なかなかヤンチャな猫でもあった。しょっちゅう蛇や虫をを咥えたまま家に入ってきて、自慢げに私たち家族に披露していたものだ。 ある日、私が庭で遊んでいたときのこと。ミュウが植栽の陰から現れて、家の周りを囲む塀の上を歩いていた。平

      • #36. 好きが袋小路に合う理由

        「あいちゃんは、いつも何かにハマってるよね」。 20代のころ、中学生のころからの親友Nちゃんに言われた。わたしには、何かに夢中になるたびに、Nちゃんに熱く語るという習性があった。凝り性の歴史を知る、生証人。 若いころに、夢中になったものはいろいろだ。ネイルが上手なお姉さんに心酔してお宅に入り浸ったり、ローソンに売っているレーズンパンを365日、朝昼晩と食べ続けたり(お願いしていないのに、店員さんがお取り置きしてくれてた)。 さんざんハマったあげく、パタっと冷めるのがお決

        • #35. 欲しいものを手にいれるコツを子に話す

          今日は日曜日。お昼を食べにケンタッキーフライドチキンに出かけた。部活から帰ってきた次男も、すぐに友達のところに遊びに行きたそうだったが、食欲に負けてついてきた。 昨日までわたしと次男、ケンカをしていた。というのも、体調が悪くて(旅行帰りに電車酔いして)寝込んでいるわたしに「ねえ、スマホ返して。勉強するのに使う」と、次男がひつこく言ってきたので、腹を立てていたのだ。(旅行前に、次男のスマホの使いかたを注意して反抗してきたので、没収していた) 体調が悪いのと、次男の自己中(に

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        記事

          #34. ランキング圏外の私にできること

          昨日、さとゆみゼミの九州同窓会に参加した。参加人数は、さとゆみさんを含め11名。一人ひとりとじっくり話せる、絶妙な人数だった。ゼミメイト(クラスメイト的な)は2名で、さとしさんとりゅうさんが参加していた。そのほかは初めましての人だったり、「あなたが、あの!」の人だったり。 4、5人と濃密な話をして、頭がぐるぐるしている。締めのラーメンを食べ終わってホテルに戻るころには、ズーンと頭が痛いと感じた。久しぶりにアルコールを摂取したからだけではない(梅酒のロックを3杯飲んだ)。大量

          #34. ランキング圏外の私にできること

          #33. 天気に「忖度しろ」って言えないように

          今夜は、福岡市天神で開催される、「さとゆみゼミ・九州同窓会」に参加する。午前中だけ仕事をして、午後からお休みを取って福岡へ向かう。職場から駅まで歩いて10分。ふつうなら駅まで直行するところだが、今日ばかりは一度家に帰る必要があった。 午前中、市長への挨拶がありスーツ着用が必須だったのだ。動きやすい服装に着替えて福岡へ向かいたかった。とはいえ、10分ちょっと歩けば家に帰れるので、大したことはない。 オフィスでお昼を知らせるチャイムが鳴ったと同時に、「すいませんーー、お疲れさ

          #33. 天気に「忖度しろ」って言えないように

          #32. 見える世界のピントを絞るとどう変わる

          長男が4歳のとき、彼の通っている幼稚園の作品展を見に行った。夫と長男と私の3人で、幼稚園まで歩いて向かう。玄関を過ぎてまっすぐ廊下を行くと、左手に年少さんの教室があった。 教室にはいると、子どもたちの作品がところ狭しと飾られていた。天井から暖簾のように吊り下がっていたのは、画用紙に描かれた色とりどりの絵だった。壁には、立体工作が並べられている。まずは、我が子の作品を探して写真を撮った。長男は仲良しの友だちを見つけて、追いかけっこをして遊んでいた。 長男の作品を見終えると、

          #32. 見える世界のピントを絞るとどう変わる

          #31. 褒めるの魔法がかかる3つの条件

          4月に入ってすぐ、月に一度のALT ミーティングがあった。ALT(エイ・エル・ティー)とは「外国語指導助手」のこと。英語を母国語とする先生が7名、市内の小中学校に勤務している。 私のメインの仕事は、彼らの仕事の管理・サポートをすること。月に一度のミーティングには、顔を合わせることで些細なこともヒアリングしたり話し合ったりできる、といった意味合いもある。 新年度で仕事が立て込み、少し遅れて会議室に入った。扉を開けると、7人ともこちらに背を向けておしゃべりしていた。春休みの思

          #31. 褒めるの魔法がかかる3つの条件

          #30. 今も昔も子どもはそんなに変わらない

          本業でコラムを執筆させてもらうことになった。テーマに関連する人から話を聞いて、700文字ほどのコラムにまとめるというもの。 昨日が初取材の日だった。不登校や特別支援を担当するT先生から話をきいた。場所は市役所の3階、通路側がガラス張りになっている会議室だ。4人掛けの白いテーブルがあるだけの小さな部屋。 会議室に入り、T先生はガラスに背中を向けて座った。仕事中は他愛もない雑談をすることもある私たち。しかし、向かいに私が腰掛けて、テーブルの真ん中にボイスレコーダー代わりのiP

          #30. 今も昔も子どもはそんなに変わらない

          #29. 時間の中に私たちを閉じ込めたモノ

          数年ぶりに映画館へ出かけた。高校生の次男と、アニメ・名探偵コナンの『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を観るためだ。彼とふたりで出かけるのも久しぶりだった。 数日前、テレビでコナンの映画を観ていた彼が「今、新しいのやってるんだって。行きたいなぁ」と言った。最初は聞き流していたが、何となく「一緒に行ってみようかな」と思った。部活や友だちとの約束がないことと、本当に映画を観に行きたいことを確認して、映画館の席をスマホで予約した。 私はジブリやディズニー以外のアニメはほとんど

          #29. 時間の中に私たちを閉じ込めたモノ

          #28. 眩しかったと告白しよう

          Xのタイムラインに流れてくる投稿。前向きであたたかくて、みんなに愛されている人だなぁ、と分かる。そんな発信が眩しくて胸がキュっとなる時期があった。感情を揺らしたくない私は、素早く画面をスクロールする。 羨ましかったんだ、きっと。私ができないことを(やらずに逃げていることを)している人の発信だから。そのときの私は、ToDoリストにチェックを入れるだけ、案件をこなして収益を足し算するだけの毎日だった。 恥ずかしながら、3か月ほど前の私にとって、おーつーさん(@ootsuu83

          #28. 眩しかったと告白しよう

          #27. 血液型の性格占いってさ。

          昔から、血液型の性格占い(を信じている人)が苦手だった。理由はおそらく、私が「B型」だから。B型はマイペースだとかワガママだとか、良く言われた試しがなかった(今はそうでもないけど)。 「そもそも、人間をたった4つのタイプに分けるなんてナンセンス」と、B型の私は思っていた。別の血液型だったら、信じていたかもしれないが(A型の乙女座に憧れていた)。 大学2年のころ、地元のデパート2階にある書店でアルバイトをすることになった。他のアルバイトには、同世代の男性2人と女性2人、ママ

          #27. 血液型の性格占いってさ。

          #26. 逃げや言い訳を追い払ったモノ

          昨日、教育系ライター・猪狩はなさん(@hana_so14)と、オンラインでお話させていただいた。 きっかけは藤原さんと(@fujiwawriter)のラボトーク。「これから教育系で書いていきたい」と言う私に、「お手本になるライターさんと仲良くなると良い」とのアドバイスをくれた。すぐに思い浮かんだのが、はなさんだった。実は以前から、教育系で書いていくヒントが欲しくて、はなさんのポートフォリオやXの投稿などをチェックしていた。 藤原さんの言葉に後押しされつつ、思い切ってはなさ

          #26. 逃げや言い訳を追い払ったモノ

          #25. 知らなきゃ危険な共通言語

          福岡から東京へ移住したのは、25歳のころ。バリバリの博多弁を話していた私は、東京に住んでも方言を直そうとはしなかった。 大学生になる長男が、まだ小さかった頃。幼稚園のママ友が、私たちのアパートに遊びにきていた。4月も後半で暖かい日が続いていたのだが、その日ばかりは少し肌寒い。 「もう冬服、直したっちゃんねー」と言うと、ママ友が驚いた顔をして私を見ている。その瞬間、ピンときたのだが、「仕舞う(片付ける)」ことを「直す」と言うのは、九州の方言なのだった。 すぐに「もう春夏も

          #25. 知らなきゃ危険な共通言語

          #24. 仕事の合格ラインってどこにある?

          職場のデスクの背後に、小さな段ボール箱がひとつ置いてあった。「なんだろう」と中を見ると、箱いっぱいにイベントのチラシが入っている。輪ゴムでいくつかの束に分けられていて、それぞれに「〇〇中学校 2年生」などと書かれたフセンが貼ってある。 「学校に配ります?」と、上司にたずねた。外部からのチラシは、教育委員会を通じて学校に渡るようになっている。 上司は、「チラシだけドーンと来てもねぇ。鑑(かがみ)がないまま配布すると、学校が困惑するよね。先方に電話してメールで鑑を送ってもらう

          #24. 仕事の合格ラインってどこにある?

          #23. 「やりたい」 を 「やらなくちゃ」に変えたもの

          昨日、近所の図書館へ出かけた。「〇〇さんに図書館でトークイベントをしてもらう」という企画を提案するためだ。 イベント担当のHさんとは、事前に電話やメールでやりとりをしていた。約束していた時間にカウンターへ向かうと、Hさんは利用者の本探しの手伝いをしていた。他のスタッフに来訪を伝え、しばらく待つと笑顔で出迎えてくれた。 Hさんは、カウンター後方の広い机を手のひらで示し、「少々お待ちください」と、その場を離れた。わたしは待っている間に、机の上でパソコンを広げ、左横に企画書を置

          #23. 「やりたい」 を 「やらなくちゃ」に変えたもの