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脳が喜ぶ小さな「喜」と「楽」を集めてみた

脳科学者の先生の取材をした。

人間の脳は、総量では幸せを実感しづらく、実は「差」が重要という話になった。その「差」は極めて小さくてもOK。昨日よりマスカラがキレイに塗れた、とか、昨日より美味しく土鍋でご飯が炊けた、とか。「脳」はいかなる小さなことであっても、その「差異」に対して、幸せを実感するのだそうだ。

以前、『嫌われる勇気』の著者・岸見先生にインタビューをした時にも、同じようなことを言われていた。

成功は“量”ですが、幸福は“質”です。質的なものは、誰も追随できませんし、奪われるものでもありません。


自粛生活は基本的にはストレスフルな状態なのではあるが、「今ココ」というマインドフルネス思考になれば、明らかに「喜」「楽」への感度は上がってくる。そうでないと負のスパイラルに引きづりこまれそう、という自己防衛本能かもしれないけれど。

というわけで、以下が最近の私の「喜」「楽」メモ。

■ラッパーのドレイクのPVで、えげつない豪邸が見られて楽しい。

ビデオでは、ドレイクは黒マスクにグローブを着用した完全防備ルックで登場。ロックダウン中の自宅隔離を想像させる映像の中、数々のトロフィーが立ち並ぶ豪邸でダンスを披露している。閑散とした通りや屋敷の中を動き回り、Theo Skudra監督による映像はカラフルな花火で締めくくられている。実はこの撮影は、トロントにあるドレイクの自宅を舞台に行われている。

部屋の詳細は建築雑誌『AD』の記事で知ることができる。冒頭の話と重ねるならば、ドレイクは「幸せ」を実感することが下手なのかもしれない(笑)。


■リオン・ブリジッズとジョン・メイヤーの新曲にほのぼの

内向的な人、家にいるのが好きな人にとって理想のデートがどんなものか、とリオンとメイヤーとの雑談で生まれた曲。「ずっと寝かせていたが、この世界的な状況に、この曲を掘り起こして完成させなきゃ」という気持ちになってリリースしたとのこと。良きメロディ。


■岡崎選手がeスポーツ世界大会で“自分自身”でゴール!

岡崎選手が、「eスポーツ日本代表」として、サッカーゲーム「FIFA 20」を使用したeスポーツのチャリティー大会「StayAndPlay eFriendlies」で、“岡崎自身”のPKとヘディングによる2得点。さぞかし自分はコントロールしやすかったことでしょう!?

テニスの錦織選手もeスポーツ大会に出場とのこと。スポーツの世界もリアルとヴァーチャルの境界線が曖昧になってくるのだな〜。 興味深い。


■『ミッドサマー』の衣装がオークションに

気鋭の映画製作スタジオA24がチャリティオークションに自社の作品の衣装や小道具を多数出品。最終的にいくらになるか、逐次チェックしてしまいそう。


■散らかってないちらし寿司

たまたま見つけた「ちらし寿司」。コンセプトが素晴らしい。お店が近くだったら買いにいきたかった!


お菓子は「食べる」より「作る」が楽しい

『栗原さんちのおやつの本』を久しぶりに引っ張り出す。やっぱりオーブンを使ったお菓子づくりはテンションがあがる。特殊な食材や道具を買い揃える気はないので、食べたいときにすぐできるというコンセプトのレシピは助かる。

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購入検討中のレシピ本は『サイエンススイーツ』。そう、お菓子作りって、決して、ゆるふわメルヘンな世界ではなく、サイエンス。作らないまでも、これは読んでみたい! コンセプトに興奮。


■何十年かぶりに自宅でお好み焼きを焼く

子供の頃は家のホットプレートで焼いて食べていた気がするが、とんと自宅では作らなくなっていたお好み焼き。どうしても、あのソースの味を欲してしまい、トライ。改良の余地は大いにありだが、美味しく焼けた。


■花をいける

スーパーに行くついでに花を買い、花器やグラスなどに適当にいけている。買い出しに行く度に窓辺が賑やかに。蕾の状態で買って、咲いていく状態を観察できるのが楽しい。キレイで癒されるというのももちろんあるが、曜日感覚、時間感覚があやういからか、時の流れを可視化してくれる存在を心強く思っているのかも⁉︎

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■ゲーム・オブ・スローンズ

遂に見始めてしまった。一度は断念した『ゲーム・オブ・スローンズ』。中世ものは苦手なのだが、「あれ、これ現代にすべておきかえられるじゃん!」と思ってからはのめり込んでみている。けれど、体力と気力が必要なので、1日2エピソードまでと決めている。先は長い。それもまた良し。

■公式マークは失格マーク?

長州力さん、サイコー!

からの、さらにサイコー!


……と、小さな「喜」「楽」を書き出してみる。いざ書き出すと、結構、とめどもなく書き出すことができる。

精神衛生上も良い気がしている。そういえば、以前に、起こったことを書くのではなくて、これからやることを過去形で書くという「未来日記」についての記事を書いたこともあった。

「起こったこと。思ったことを書き記して、きちんと言語化する浄化型セラピーか」。あるいは、「未来を過去形で書いて、自分の脳を騙す(!?)活性型セラピーか」。どちらの書き方であれ、そして、どんな内容のものであれ、“自分を記す”ことによる効能はとっても偉大だと思っています。

とにもかくにも、こうやって日々のことを記しておくことのセラピー効果を私は大いに体感中。きっと数日後、数ヶ月後には忘れてしまう、記憶には絶対に残らない小さな「喜」と「楽」。意識をするだけで、案外たくさん見つけることができる。そう思えるだけで、なんだか幸せ。脳はそうできている。

とは思いつつ、GW明けの「緊急事態宣言」はどうなるのか。いきなりキレイさっぱり解除とはならないはず。「今ココ」に集中して日々を過ごそうとはしているが、それとこれとは別の話。そろそろ展望を共有してほしい。

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