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ホワイトタイガー?

こんにちは! 陽子絵画制作室です。

日々のアート活動や、身近な生き物の観察を綴っています。

今日は学校からの帰り道に、コガモの群れがいるのを見かけました。

姫路城南西側のお堀です。写真を撮ろうと近付くと、驚いて一斉に飛び立ちました!

拡大すると羽根の一部が緑色に光ってきれいでした。

コガモはその名の通り、他の鴨に比べて小柄です。

オスには目を取り囲むように緑色の模様があり、メスは茶色で地味です。

コガモたちは頭をしきりに水中に入れて、藻か何かを食べているようでした。

帰宅してから、輪郭線を骨描きしていたトラの色紙の続きを制作しました。

骨描きした色紙です。背後の竹は薄めに描いています。

トラと竹に胡粉を塗った状態です。

塗ったところが白っぽくなっています。墨の線は透けて見えています。 

胡粉というのは、日本画で使う白い顔料で、何年も外にさらした牡蠣の貝殻を粉にしたとても白くて細かい顔料です。

色絵の具で彩色する前に、発色をよくするために塗ります。

水干してあり、細かい粒子が固まっているので、乳鉢でよくすりつぶしてからニカワを少しずつ混ぜて、お団子にしたり、うどんにしたりして最後はお団子にしてニカワを垂らして、またお湯を増やして指で溶いてから塗ります。

この様に絵の具の準備に時間がかかります。

白い絵の具なので、塗った場所が見えにくいのですが、角度を変えてみると塗っていないところと塗ったところが違いよく分かります。

読んでいただきありがとうございました。

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