肉体の悶々(ニ)不妊治療という無理ゲー

さあさあ、だんだん話が重くなりますよ、投げ銭して付いてくる勇気が君にはあるかな?わはははは、果たしてここまで辿り着くことができかねホームズ君!?シュタタッ!(モリアーティー教授っぽくジャンプしてどこかに消える)ごきげんよう、よーこです。春ですね。春ですよ。

前回前々回と、フルタイム(というか慢性的な長時間労働と不規則時間労働)勤務をこなしながら出産育児ということが果たしてできるのか、という悶々を語ってまいりました。決断ができないまま最終シケインに差し掛かってしまったという気付きと学び(なにひとつ学んでねええ)、そういった悶々とは無関係に立ちはだかる世紀末覇王・母、というあたりまでが前回のおはなしです。

さて、そういうお年ごろにも関わらず、かつ世間一般的な夫婦並に夫婦生活を送っているにも関わらず子ができないということで、さすがにいっぺん専門の病院で診てもらったほうがいいっしょ(道産子弁)、ということになりました。

いいっしょ、ということになったのですが、そもそもその入口にまで辿りつけなかった。

といいますのも、こういう不妊治療専門の病院は、それなりに評判が良いところはまず初診までに待ち時間がかかかります。ネットの評判等で良いところは、「今お申込みいただくと初診は半年後になりますね~」とさらっと電話口で言われ飲んでいた牛乳が鼻から出ました。同じ悩みを持つ女性がわんさといるからということなんでしょうが、数軒こういうことを繰り返してから、先輩の知り合いが通っているというある病院を紹介してもらい(ここでも約1ヶ月待った)、ようやく診察ということになりました。

ところが、ここでも高いハードルがあった。

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