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003 横須賀の未来を拓く-ことこらぼ-

一般社団法人KAKEHASHI広報の石田です。

今回は、今年1月から始動しているプロジェクトについてお話しします!

横須賀で、ことこらぼ

現在KAKEHASHIでは、10か月に及ぶプロジェクトで企業と地域との架け橋となる活動をしています。

参加者はNTT東日本神奈川事業部社員の皆さん。

横須賀の地域課題を「越境学習」を通し解決するというプロジェクト、その名も「ことこらぼ」。

<越境学習とは>
個人にとって居心地のよい慣れた場所であるホームと、居心地が悪く慣れない場所だが、その分刺激に満ちているアウェイとを往還する(行き来する)ことによる学び。

書籍「越境学習入門」より

運営している株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)様よりご依頼をいただき、横須賀では1年前に1回目のことこらぼを実施しました。

<ことこらぼについて>
ヒトとコトがつながる。
企業で働く社員が日常では縁のない地域で課題にひたすら向き合う。
1人の実践者となって葛藤を感じる中でも行動を起こしていくことで、地域課題を解決へと導いていくプロジェクト。

●企業側のwin
次世代リーダーの育成、経済的価値を学ぶことができる

●地域のwin
ビジネス視野の拡大、課題解決のノウハウを得ることができる

JMAM HPより

当時は、10名のNTT社員の方が5か月間のプロジェクトに挑みました。

<1回目の活動について一例>
「食の循環がわかる街」として農漁業の課題解決を行うプロジェクト

●事業発展に必要なこと
生産者の想いや誇りを「YOKOSUKAプライド」として理解・認知してもらう

●行動
①時間が限られていたため40件越えの仮説をぶつけ1件10分の議論で考えを積み上げ

②野菜を粉砕して家の建材にできないか、ウニの餌として野菜が利用できないか検討

③フィールドワークで店舗に来るお客様が別の店舗や商品に興味をどう持つのか購入行動の実施

●施策
購入行動の視覚効果を生かして、サイネージによるプロモーションアイディアを実施。QRコードからLINEへと連動をさせる等活用の幅を増やした。

2023.6.30トークセッションより

このプロジェクト終了後も地域と社員の方々との間には、継続的な関係が生まれています!

2回目の開催となる今回も、部署も年齢も異なる新たなメンバーで走っています。

このプロジェクトに入って間もない私の印象にはなりますが…

皆さんの情報収集されるスピード。

NTTさんの強みを活かした的確な情報提案。

皆さん自身の意見をしっかりと入れた議論。

そんなやりとりを見ており、純粋に刺激をもらっています!

舞台は走水地域

2回目である今回の舞台は「横須賀市走水地域」。
そして、大切な資産である「海」に焦点を当てています。

地域事業者として「かねよ食堂」の金澤等さん(ジョンさん)が参加しています。

<かねよ食堂とジョンさんについて>
元々は海の家で、父が漁師として魚を獲り、母が調理し提供していた。

9歳からこの土地で生まれ育ったジョンさんは、両親の想いを引き継いだ形で2003年に「かねよ食堂」としてオープン。

リノベーションをしたカフェ&レストランという空間と新鮮な食材を使用した料理が口コミで広まり休日にはたくさんの人が訪れる。

子どもたちに“食べる”ということを伝えていくことがジョンさんの今後の夢の1つ。


先日私もランチで伺わせていただきました!

トタンと木のクラフト感好きです


海苔の佃煮とキノコとチーズピザ


スパイシーなジンジャエールにもピッタリなスナック!

この日はあいにくの曇り空で海風も強めでした…!

それでもたくさんのお客さんで埋まっていて、わんちゃんと来店される方も多かったです。大の犬好きなのでひっそりと癒されていました。

トタン屋根で海の家の雰囲気を残しつつも、カフェとしてのお洒落さもある店内。

所々にアート作品があったりと、ジョンさんのクリエイティブな発想を感じることもできました。

この日は美味しいランチに夢中になってしまったので…ジョンさんとは改めてお話しをさせていただきたいです!

2009年から書き続けているジョンさんのブログからは、ご両親が大切にされてきたお店と走水地域を引き継ぐ気持ち。

ご両親への尊敬や感謝の言葉がとても印象的です。

またクリエイティブな発想でイベントを開催されていること。

文章から伝わるやさしい表現の数々に私はとても惹かれています。

この町に生まれ育ってきたはずの自分が何も知らないんだと実感もしました。

横須賀という町の魅力をもっと知って、もっと発見し伝えていきたいです。

越境学習を知って

地域とそして自分にも貢献ができるものだと感じました。
完全に本を少し手に取らせてもらって芽生えた考えではありますが…。
(これからもっと学んでいきます!)

越境学習とは文字通り「境を越え学ぶこと」。
そして、JMAMさんでは「冒険」することと定義されています。

ホーム(日常)とアウェイ(非日常)を行き来し、違和感や葛藤を抱えながらもなんとかやろうとする感覚。それが「冒険」なのだと。

いつか葛藤から突破口を見出した時「個人だけではなく組織、コミュニティに変化をもたらす」ことができる。

きっと参加している社員の皆さんは「何ができるのか?」「どう行動しよう?」そんな葛藤を感じつつも、想いを持ち走水地域に貢献できるものを模索し続けているのではないかと思います。

私たちKAKEHASHIも、皆さんと形は違えど「境」を越えるという意味では同じ越境学習をしています。そんなチームの一員として皆さんと共に考え伴走し続けていきたい想いです。

今の場所へ一歩踏み出してくださったその熱意と葛藤から、横須賀にどのような取り組みが生まれるのかとても楽しみです。

そして、参加された方が会社に戻られた時により広い視点で自身を見直し会社での活躍へとつながることも願っています。



引き続き、ことこらぼについて随時お伝えします!