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いつの間にか知らないゲームアプリをダウンロードしていた横須賀輝尚です。気になったソシャゲがあると、予約DLしてしまうようです。最近は本当に基本無料になりましたね。開発泣かせな時代になったものです。

さて、組織についてまとめて来ましたが、より働きやすくするためには、様々な「定義」が必要だと考えております。「定義する組織学」の名前そのまま、組織の中の細かい定義をしていくことで、価値観が固定化され、社員に浸透していくわけです。

パワーコンテンツジャパン株式会社で決めている定義の一例はこんな感じです。

大項目としてのコンセプト

まずは働き方として、大項目のコンセプトがあります。パワーコンテンツジャパン株式会社の場合は、積極性、クリエイティブ、楽しく、支え合う、認め合う。この5つがコアです。総称して「SMARTFUN!」と表現することもあれば、「大人の責任」ということもあります。要は、経営者自身が働くときに大切にしてほしいコアな部分を決めておくことです。あんまり多くしないのがコツ。

時間の定義

働く時間とはなんぞやーという話です。これは残業概念にとてもリンクします。例えば、パワーコンテンツジャパン株式会社の場合は、労働時間を「会社が社員から借りている時間」としています。自分の人生があるわけですから、それを大切にしてほしい。これは私の考えで、パワーコンテンツジャパン株式会社では、基本的に残業をしない方針です。

借りている、という感覚なので、労働時間も短いです。1日24時間。8時間を睡眠時間と考えると、残りは16時間。そこから考えると、1日のうち半分以上の時間を会社が借りるべきではないという発想から、パワーコンテンツジャパン株式会社の労働時間は7.5時間に設定されています。こういう定義ですね。これを(できるだけ事前に)伝えると、残業概念がなくなります。ただただ「残業するな」では真意が伝わらず、こうした定義を伝えていくことが重要なわけです。

社員とは?

これも重要なところで、社員の定義もします。おそらく、外から見たパワーコンテンツジャパン株式会社の社員は、非常に中が良さそうで、実際そうなのですが、休日まで一緒に遊ぶみたいな人はほとんどいません(私が知らないだけかもしれませんが…)。あくまで会社は働く場所で、友達を探す場所ではありません(別に禁止にしているわけではないです)。

ですから、休みの日にみんなでバーベキュー☆とかそういうノリは一切ないです。ただ、会社にいるときは中が良い。そういう集まりです。定義は、「社員=家族と他人の間」くらいのもので、他人と言い切ってしまうのは冷たい。でも、家族と同等かといえば、そこまでの距離は求めていない。そんな感じ。だから、ちょうどよい温度感の人間関係になってます。ノリが悪いといえば、悪いです。でも、これに合う人が在籍しているってことですね。

そのほかの定義

そのほか、決めていることは「働く場所」、「仕事の定義」、「仕事の意義」などなど。結局は概念的なことなのですが(場所は別)、気になったことや、社員同士で定義が異なるものに関しては、一致させていった方が良いです。例えば、場所などもパワーコンテンツジャパン株式会社では「四谷オフィス」と定義しています。当たり前のことなのですが、そうでないと「在宅で仕事したいです」みたいな意見が出てしまうことも。

あなたの理想とする会社は、やはり細かい定義によって創られますので、一度こうした定義を見直してみると、驚くほど働きやすい会社になるはずです。

新・ホラクラシー組織解説講座

今後も私たちのホラクラシー的組織論の記事は執筆していきますが、その全容が待てないという人は、こちらの講座をご覧ください。パワーコンテンツジャパン株式会社の組織論のすべてが詰まってますので。


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