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大事なのは、本能的に興奮すること

#週1note 、ということで、

大阪の国立国際美術館でやっていた
クリスチャン・ボルタンスキー展に行ってきたので、

ついさっきのことだけど、
今回はそのアウトプットに使おうかと☺︎

乱文になってますが大目にみてください…

クリスチャン・ボルタンスキー(仏: Christian Boltanski, 1944年9月21日 - )は、フランスの彫刻家、写真家、画家、映画監督、現代アーティスト。兄は社会学者のリュック・ボルタンスキー、パートナーは同じく現代アーティストのアネット・メサジェである。制作活動の初期から、個人の記憶や存在、不在を作品の主なテーマとしている。

「個人の記憶や存在、不在」

ホロコーストの時代の、亡くなる必要のなかった人の死を取り上げるアプローチで、

観覧者に、感覚的に、まさにその「命を落とした個人の存在や記憶」について認知させる、その手法へのこだわりというか、彼の思いがほんとに深く刻まれたもので圧倒される内容だった。

クリスチャンボルタンスキーのお兄さんが社会学者というのもあるのか、かなり攻めたテーマを扱うんだなぁと思う反面、彼の中の正義をアート作品として表現されているところに、

なんというか、アーティストとしての本質を見たというか、アートではなくデザインに寄ったぼくにとって、憧れの対象として映るのかもしれない。

ホロコースト、ユダヤ、ナチス

あたりの言葉が並ぶと、「夜と霧」というフランクルの本を思い出すんだけど、彼らが生きた時代で何が行われていて、何を感じたのかを汲むことができる手段として、こうした企画があることをとてもありがたく思う。

時代は繰り返される。

人間なんて、所詮100年も生きられない生き物で、一生のうちに得られる学びが代々蓄積されていく訳ではないことから、100年前も200年前も、人間は同じ過ちを同じような理由で起こしてしまうことは、いろんな古典を読んでいてもわかるんだけど、

反政府、とまでは言わなくても、各国各地域で起きている支配・被支配の利害関係の中で、民衆にとっての不都合を極力取り除いて、より良い社会にしようと、中国のアイウェイウェイもそうだけど、今もたくさん声を上げている人たちがいる。

そうした人たちを認識することや、その人たちの活動を通して、僕たちが生きている世界のことをよく知らなければ、自分の現在地もわからないし、より良い人生を過ごすための戦略を立てることもできない。

自分が生きている世界のことを知れば知るほど、僕たちが持っている「好き」という感覚なんてほとんど思い込みでアテにならないこともわかってくるから、

本能的に興奮すること
それ以外のことに時間を割くことよりも、ぼくは、社会のために活動している人たちをサポートしたり、自分もそういう一員になるだけの力を持つためにたくさん時間を注ぎたいと思ってる

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