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龍を癒やし繋ぐ旅7

洞窟へはロウソクを持って入っていく。

こうゆうのは何というか風情があって
古の習慣を体験できて嬉しい。

こんな時期だし、天候もあれなので
人がいない。これを不幸中の幸いというのか人払いというのか、

私の前にはお一人様がいらっしゃったが、
私が中へ入る頃には反対側へいき、そのまま出ていったようだった。

私はこの洞窟を独り占めしながらゆっくりまわる。

この洞窟から吹いて来る風は富士山から来ていると言われており、その富士のエネルギーを受け取りたくて来たようなものだ。

エネルギーを感じながら進んで行くと沢山の偉いお坊様達。

その中で注目すべき僧侶が2人。日蓮上人と空海様だ。

ええーーーーーっとビックリする私と、
なるほど、そうゆう事ですか!
という私とが入り交じる。

実はクウォンタムレイキを教えている私は
そのマスターシンボルがパンデミック中に進化し、アップデートされてきていたのだが、

そのアップデートが日蓮上人と空海様によるものでなぜそうなっていたのかが分からなかったのだ。

しかし洞窟に入るとこの進化したマスターシンボルが動き始め私を包み込み始めていた。

そして、この洞窟内で更に変化を起こしどんどん覚醒し、やがては1つにまとまった。


シンボルと同化して
自分も素粒子化されていく。
結果アップグレード版マスターシンボルは順をおって2つあると分かった。

気がつくと目の前に江ノ島神社発祥の祠の前だった。

江ノ島神社発祥の祠

何と言う事だ。これを完成させる為にここにこさせられていたのか?

ビックリした私は
しばし伏線回収状態に陥った。この1年起こっていたことの全てがつながっていく。

私は凛としたエネルギーを受け取りながら宇宙との交信ノイズがなくなっていく感覚を感じていた。


マスターシンボルとはこんなに純粋でクリアに繋がる事ができるか?

まるで一点の曇りもない透き通ったパイプが頭上にズボっとささってもっと見やすくもっと聞きやすくなったような感じだった。

それにしても江ノ島は日蓮宗との縁も深いので日蓮上人が出てくる事は理解できてもなぜ空海様が?とこの時はまだ疑問でしかならなかった。

そしてハワイに戻ってきて分かった事だが、どうやらここで修行をされる為に訪れていたようなのだ。

ではなぜ私にそのアップデートが起きたのか?それは私がクウォンタムという世界とコトタマという世界が一緒になると日本のシャーマニズムを復活できるきっかけとなる気づいたからではないか?

私だけではない
誰もが祭祀をできるようになると
おもったからではないか?


実は私の中では空海様も日蓮上人もコトタマという日本のシャーマニズムをマスターされていた聖人だったのではないか?と言う事になっている。


それは古代文献や口伝を紐解いていくと次第にそうではないか?と確信に近い感情になっていくものだからだ。


そして"日本の国体を守る結界"と、
"時が来た時に開放していく日本人の霊性" を暗号として聖人達は様々な形で様々な場所に残してきている事が分かる。


何故かは分からないが、
富士から流れるレイラインのこの洞窟はそうゆう人達にはもってこいの修行の場所だったのかもしれない。


私は彼らが見て感じたビジョンを出血大サービスな宇宙のギフトとして何かの縁で頂いたのだ。


それはもしかしたら富士王朝へのご神事の前に私の中で眠っているであろう祭祀女神の魂を復活させる、あるいは安定させる必要があったのかもしれない。


龍宮である江ノ島でコトタマ世界が具現化された場所で祭祀をしていた女神達の恩恵を受け確変させる。着々とステップを踏みながら巫女から祭祀巫女へとアップグレードさせられていった。これで富士王朝へ足を踏み入れる事を許されたのだと思った。


これは愛と信頼がなければ受け取れないようなギフトだ。私は知らずのうちに何かの試験をパスしていたに違いない。という事にしておこう。


この次元を超えた壮大なロマンを思うと鳥肌が止まらず興奮が治まらなかった。


外に出ると太陽が差し込み迎えてくれていた。有頂天になっている私にはピッタリの
風景だった。

龍宮からみる外の景色


岩戸開きで出てきたような気分

しばし太陽の光にふれ、まだ道が続く左の方へ向かった私だったが


なぜが胸がいっぱいになり、もう道しかないだろうな。更に進むのもどうかと思い、もういいか、と
途中で折り返し帰る事にした。


この時
私は浮かれ過ぎて重大なミスをおかしていた事をハワイに帰ってから気づく事になる。



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