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【仕事を楽しもう】書籍:論語と算盤 Final

みなさん、こんにちは、横山です。

いよいよ明日から仕事初めです(泣、笑)

敢えて泣、笑という文字を使ったのは、大型連休も終わって、これから仕事が始まる嬉しさだったり、億劫さがあったり、複雑な感情が芽生えているからですね。

仕事初めの前に、なんとか論語と算盤を読破して、感想をまとめ切る❗️

っと決意していたので、いつものスタバでまったり本とnoteを書きました。

なんかここ最近の自分の考えの総浚いな気がしています。


第10章 成敗と運命

『仕事とは、地道に努力していけば精通していくものだが、気を緩めると荒れてしまう』といわれるが、何事においてもこれは当てはまる。

もし大いなる楽しみと喜びの気持ちをもって事業に携わっていくなら、いかに忙しく、いかにわずらわしくとも、飽きてしまったり嫌になってしまうような苦痛を感じるはずもないだろう。

現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一著 P.205より引用

はい、まずはこの引用文からのスタートです。

この部分は本当に考えさせられます。

自分の置かれている職場環境やプライベートなどなど色んな外的要因によっても意識が変わりやすいですね。

仕事を楽しむこと

これって本当に大事だと思います。

ただのやらされ仕事だと、体も心も廃れていってしまいます。

まずは自分の目の前の仕事やプライベートを全力で楽しくしてみる❗️

自分の人生の目的を見つけ、そこに関わる仕事をし、楽しみ、周りの人と共存しながら、未来を作っていく。

この精神が僕は大事な気がします。

物事は捉え方一つで、面白くもツマらなくもなってしまいます。

それだったら何でも楽しむためのエッセンスが降ってきたと思うとワクワクしてきますよね😊

人事を尽くして天命を待つ

僕はあまりスピリチュアル系な話が好きではないです。

ただ自分で言うのもなんですが、色んな方達と出会い、自分の心が成長するに従って、それに見合う出来事が起こっているような気がします。

転職、部署異動、恋、プライベートなどなど、自分の目の前に起こる出来事を運命という言葉で括るのもなんともですが、そこに向き合うか向き合わないかで結果が変わることは言うまでもない。

それが辛い選択であっても自分が感じた直感とも言える道筋を選択すること、決めることっていうのは本当に大事だと思います。

『天』を人格のある魂を持つ生命体だとは考えず、かといって天地と社会との間におこる因果応報の原則を、『偶然にすぎない』などとも考えない。

これらをすべて天からくだされた運命だと考えて、『恭』『敬』『信』の気持ちをもって臨んでいく

こう考えるのが、もっとも穏当(おんとう)ではないかと思う。

現代語訳版 論語と算盤 渋沢栄一著 P.210より引用

自分はやりたくない、イヤだという感情ももちろん大事だけど、なんでもかんでもワガママに対応するのではなく、何か打開策がないか突破していく力も必要なんだよなっと、これを書いてて思いました。

やれるだけのことを自分の納得いくレベルでやり切った時、次の面白いステージが待っています。

僕はそれを実体験を持って経験してきました。

人事を尽くして天命を待つ

やれるだけのことをやって成功、失敗とかにあくせくしない。そんなマインドは大したことはないと気づいていこうと思います。

活気のある大人でありたい

最近、若者ばかり活気づいていて、サラリーマンの30代〜50代の元気が本当にないなーって思います。※自分自身への戒めも含めてですが。

近年、管理職になりたいという若者がすごく減っているのは、管理職が大変そうで仕事量も増えるから誰も目ざさないように思えます。

僕もそろそろ管理職になる年頃のため、この点は結構考えます。

会社で管理職になると言っても、多くはプレイングマネージャーになる事がほとんど。

残業というリミットが外れて、今まで以上に仕事量が増えてプライベートの時間もなくなる。

そりゃ給料が少し上がるからと言っても、誰もやりたがらない気がします。
いやいや管理職になりたくはない。

どうせやるなら楽しく管理職や目の前の仕事、プライベートを楽しくしたいです。

なんか分からんけど、
あの人楽しそうだよね(笑)

そんな大人を目指します。
一生、厨二病ですね(笑)

溌剌としたチャレンジ精神を養い、それを発揮するためには、本当の意味での自立した人とならなくてはならない。

人に頼ってばかりだと、自分の実力を著しく錆びつかせ、もっとも大切な『自信』が育たなくなってしまう。

この結果、ためらったりウジウジしがちになってしまわないよう自分に厳しくムチ打って、弱気になるのを防がなくてはならない

現代語訳版 論語と算盤 渋沢栄一著 P.216より引用

大人になるにつれ、自分の中でのルールや社会の規律、規則、生き方に縛られがちになってしまうけど、広い視点で見た時に、そんな枠に囚われ過ぎず、時には大胆な自分で人生を楽しみたいですね。

成功と失敗は、
自分の身体に残ったカス

この言葉も刺さりますね。

そもそも成功とか失敗は、一時的な結果であり、成功したか失敗したかなどは捉え方の一つであると思います。

人は、人としてなすべきことを基準として、自分の人生の道筋を決めていかなければならない。

だから失敗とか成功とかいったものは問題外なのだ。かりに悪運に助けられて成功した人がいようが、善人なのに運が悪くて失敗した人がいようが、それを見て失望したりしなくてもいいのではないかと思う。

成功や失敗というのは、結局、心をこめて努力した人の身体に残るカスのようなものなのだ。

現代語訳版 論語と算盤 渋沢栄一著 P.217より引用

自分の人生を楽しむ!
このマインドが大事だし、成功も失敗もないと感じた瞬間でした。

そしてスタバでここまで長文を書いていると流石に疲れてきました(笑)

伝えたいことは十分かけたと思うので、次の総評で締めたいと思います。

総評

最近、思うのがバランスの大切さについてです。

本書にも書かれていますが、最近の働く上でのトレンドってビジネスとウェルビーイングが両極端になっていると思いました。

何を言っているかというと、ある人はビジネススキルばかりにフォーカスされている。

ある人はウェルビーイングにばかりフォーカスされている。

それらを調和させることが大切なんですが、ビジネスが好きな人はウェルビーイングを軽視していたり、ウェルビーイングが好きな人はビジネスが嫌だったり、調和がないな〜って思いました。

それってすごく勿体ない。
勿体ないですよ。

僕たちの持ってる個性や考え、スキル、得意なことをベストミックスさせて、それを実業として世の中に出していき、豊かになっていく。

個人の幸せだけでなく社会の幸せまで考えていきたいなと、若輩者の身ではありますが、そう思った訳です。

そして、思想に加え、行動してみることが大事ですね。

その点を踏まえながら日々を歩んでいこうと思いました!

とにかく人は、誠実にひたすら努力し、自分の運命を開いていくのがよい。

もしそれで失敗したら、『自分の智力が及ばなかったため』とあきらめることだ。

逆に成功したなら『知恵がうまく活かせた』と思えばよい。

成功したにしろ、失敗したにしろ、お天道さまからくだされた運命にまかせていればよいのだ。

こうして、たとえ失敗してもあくまで勉強を続けていけば、いつかはまた、幸運にめぐまれるときがくる。

現代語訳版 論語と算盤 渋沢栄一著 P.219より引用

ここまでの長文を読んでいただきありがとうございました!

これにて論語と算盤 全10章を読破&ノートにまとめ切りました😊
今、思うと長かったー(笑)

これで気持ちよく明日から仕事初めできます〜💪

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