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【ビジネスマンの必読書 】ザ•ゴール コミック版

最近、友達に教えてもらったシェアオフィスに無料で置かれていた本書。

以前も読んなことがあったのですが久々に読んでみました。

経営コンサルタント エリヤフ•ゴールドラット博士が発案したTOC(Theory of Constraint:制約理論)について本書で説明されています。

特に製造業にお勤めの方で、生産管理を担当されている方に読んでほしい必読書です。

物語の舞台は工場の現場監督が、在庫が余ってしまい赤字続きの工場をいかにして再生させるかがテーマになっています。

製造業に限らず、経営者、会社員、専業主婦の方でも学びになる本なのでオススメです。

改めて本を読んでみると、以下のことが重要だというのがよく分かりました。

以下は、自分の記憶のおさらいとしてメモ変わりとして書いたので正直伝わらないと思いますが、勘弁いただければと。

TOC理論は次のステップが大事であると感じました。

  • 目標を定める(ザ•ゴールを定める)
    そして目標を達成するために、
    以下を活用する。

  1. スループット 入るお金
    販売を通じてお金を作り出す割合
    ex 商品を売って得られた収益

  2. 在庫 溜まるお金
    販売しようとするものを購入するために投資した全てのお金
    ex. 工場、工場設備

  3. 業務費用 出ていくお金
    在庫をスループットに換えるために費やすお金
    ex. 人件費、在庫の維持コスト

この3つの指標で物事が測れるそうです。

利益(スループット)を増やしながら、在庫と業務費用を抑える。

これをすれば稼げる工場になるのは、
誰の目から見ても明らか。

だけどモノを作る上で、市場の需要も刻一刻と変わっていくし、それに合わせて生産能力を合わせていくのが理想の工場だと思っていました。

だけど本書ではバランスの取れた工場に近づけようとすればするほど破滅の道に向かうことが書いてあります。

それは次のような影響があるからです。

  1. 依存的事象
    ある物事が起きることで、
    次の物事に繋がる。

    ex. ハンバーガー事例
    ハンバーグの元を機械に投入する
    →機械がハンバーグを焼く
    →ハンバーグを取り出す
    →バンズに具を挟む
    →紙に包む

  2. 統計的変動
    人の作業の慣れ/不慣れによって、次の工程への時間に影響が出る。

例えば100個のハンバーガーの注文があった時に、1時間で100個のハンバーガーを作ることのできるお店だったとしても、1時間で100個作れるとは限りません。

その時に入っているバイトの人間の能力によって一定時間に作れる数に限界が発生します。

例えば、25分で50個しかハンバーグを焼けない機械があるとします。バイトの人が不慣れで最初に機械に投入できるハンバーグが20個だとします。50分で100個分のハンバーグを焼かないといかないとすると、100個焼くのに75分かかってしまう可能性があります。

お店にあるリソース(人、機械etc)の能力(ボトルネック、非ボトルネック)を把握する。

そして、能力の低いボトルネックの処理能力をできるだけ増やす。
※ここの場合で言う不慣れなバイト。

  • ボトルネックに関する時間の無駄を無くす

  • ボトルネックの負荷を減らして生産能力を増やす)。
    ex. もう一台ハンバーグを焼く機械を動かして代用する。

こういった取り組みによりスループットが増えることが書かれています。

奥が深すぎるので僕もnoteを書いてて内容をちゃんと理解できているか怪しいですが(笑)

とてもオススメな本なのでぜひ読んでみてください。

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