「意見が出ない」という悩み
「意見がある人は手を挙げてください!」
と、言っても誰も手を挙げない、意見が出ない、もしくは、いつも同じ人からしか発言がないのでその人の言う通りに進んでいく‥
このような状況に悩むこと、ありませんか?
私のファシリテーション経験の中で『Happy & New!』の枠組みでのCheck-inがそれを解決できるかもと思い、このnoteを書いています。
私は会社員として会議に参加し、キャリアコンサルタントとしてセミナー講師をしています。
自分の意見を言わないひとの特徴
まず「自分の意見を言わない人の理由」を挙げていきます。
緊張
知識不足
場の環境
否定されることが嫌
外れた意見で恥をかきたくない
会議や講義などの多くのひとから建設的な意見をいただきたい場合には、上記を解消してあげることが必要です。
意見交換前に、Check-inを行う
意見交換前にCheck-inはしていますか?
Check-inには以下のような意味があります。
会議におけるアイスブレイク
会議や打ち合わせを始める前に、お互いの自己紹介や今感じていることなどを述べることで、場の空気を和ませる
ワークショップや会議、イベントなどで、参加者全員が、これからの話し合いなどに「参加」することを認識し合う
全員に近況を話していただくことでもよいと思います。ただ、そうすると1つだけデメリットがあり「時間がないときに省かれてしまう」です。
そこで、継続される会議や講座の中では「前回の会議(講座)から本日までの活動の振り返り」をCheck-inテーマにするとよいでしょう。
『Happy & New!』の枠組み
Check-inテーマはいろいろあってよいと思いますが、悩む場合には『Happy & New!』の枠組み、おすすめです。
Happy:幸せを感じたこと=よかったこと
New:新たな気づき、新しく始めたこと
どんなに小さなことでもよし、前進は1mmでもよし!話してみましょう!とします。
進行をするときの工夫
一人ずつ、全員が話していきます。
途中では感想を入れずにどんどん出していく、一人話したら全員で拍手して一言ポジティブコメント次の人が話す‥を繰り返します。
これには2つ意味づけがされています。
1つは、「この場では何を話してもいいんだ!」と思っていただくことです。
もう1つは、「全員が意見を出すというのはこのくらいの時間がかかる」と把握することです。全員が意見するには意外と時間を要します。
全員が話せない
=みんなの意見を反映できない
=多様性を活かせない
です。ご参考までに。
参加者のご感想
私自身は推し♡と思っている『Happy & New!』の枠組みですが、実際に取り組んでいただいた方はどう思うのでしょうか。
そのようなことを考えていたら、参加者からいくつかコメントをいただけましたので共有します。
会議の進行を「おもしろい!」とおっしゃっていただけました!うれしい!
思いがけず、事前準備をしていただくきっかけになりました。びっくり!
「意見が出ない」という悩みに、『Happy & New!』の枠組みでのCheck-inが解決方法になる可能性をご紹介しました。
自分の意見を言わないひとの特徴
意見交換前に、Check-inを行う
『Happy & New!』の枠組み
進行をするときの工夫
参加者のご感想
どなたかのお悩み解消に繋がりましたら幸いです。
ちなみに!
私自身が『Happy & New』のCheck-inを経験したのは、福元はるさんの「女性管理職育成アカデミー」でした。(私は管理職じゃないですが‥)
もしご興味があればコチラのアメーバブログをご覧くださいませ :-)