音楽は飾る
前の記事であんなもの書いてもう文章を書くのやめようと思ってたのにどうしても書きたかったので、すみませんね。
週刊少年ジャンプで連載されていた(現在はジャンプ+にて第2部連載中)漫画作品「チェンソーマン」のアニメがようやく放送されました。私も単行本は持っていますが、アニメはまとめて見るのが好きなのでまだ見ていません。
毎週エンディング曲が変わっているらしいのです。これも新しい試みで、おもしろいと思います。曲目当てで最後まで視聴する人も出るので、とても良いことだと思います。
この記事を書くきっかけになったインタビュー動画があるので
イングランドのバンド"The La's"の1991年のインタビューです。
「変に音をゆがめたりせずナチュラルに」
「ライブでPAに音を通すことさえ嫌でたまらない」
「音楽は魂のノイズ」
4人映っているにも関わらず答えているのはリー(Gt. & Vo.)とジョン(Ba.)だけですが、彼らのこういう考え方が私はすごく好きです。
とても音にこだわっていて、作品を作るのにとても時間をかけていたようです。
唯一出たアルバムはプロデューサーが無理やり完成させてリリース、それをリーはとても嫌っていて「買うな」と言っているそうです。
ラーズの代表曲。アルバム版の音源ですけど、とても美しいと思います。
私は、音楽に関してはド素人です。コード進行とか度数とかもよく知りません。
でも、音楽は音楽であるべきだと思っています。
そして「アニメのエンディングでこのアーティストのこの曲が流れます!!」って掲げてしまうと
その音楽が「アニメのエンディング」として評価されて、アニメも音楽もしっかりとした評価が得られないのではないかと。
曲を作った本人がそれで良いなら、どうでもいいですけどね。
「なんで音楽にビデオが必要なんだよ」と私は思っています。演奏している絵があるなら別ですけど。
この曲のMVにこういうコメントを書きました。
そして、叩かれました。
先ほど載せたラーズのインタビューが30年以上前ですからね。それに同意している私の考え方が古いって自分でも思っているのです。
でも、音楽は映像を見せるためのものではないし、映像は音楽を聴かせるためのものでもない。そう思いたいのです。
というかこのリプを送った人は何を言いたかったんですかね。せっかく釣り上げたのに、まともに議論もできず納得されて終わってしまった。
ずとまよはビデオが作品で音楽は飾りだと思っています。
MTVのずとまよMV特集BDにダビングしてるんで嫌いではないんですけど。まあ、酒のつまみには良い。
好きなやつはこれ。全部入ってるから。
アニメMVが嫌なわけではありません。次のやつはとても好き。
私は時代に取り残されるのだと思います。
これからは、MVとセットで音楽が評価されて、何かの映像作品の主題歌などで音楽が評価されていくのだろう。
私は、それを見ていられる人間になりたいと思う。
最後に好きなMVをいくつか挙げて終わります。
女優さんの演技がとても良い。雨晴海岸でいつかソロギターを弾きたい。
大勢の人で床を動かしているらしい。大作
人を突き飛ばしたり、ボンネットの上を歩いたり、性格が出ていて良い。
色々な歴史的映像が流れる。Φ国人には見せられないかも?
初見で面白いと思った。
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