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人間は空をとべないのか?

 お疲れ様です。今日は、地に足をつける、という言葉について考えたことを書いてみたいと思います。
 自分の印象に「地に足をつける」がはじめに残ったのは、昨年(2023年)年末のレコード大賞でMrs. Green Appleの大森元貴さんが受賞後のインタビューでこれからも地に足をつけた制作をしていきたい、との旨の発言をしていた時です。自分的にはレコ大をとってもなおこのような発言ができることに、おこがましいですが、感心していました。
 人間は、気持ち的にいくら舞い上がっても、実際に空を飛んで、ずっと先へ行くことはできないと思います。つまり、いつでも地に足はついているわけです。この点を踏まえれば、気持ちのうわずりとともに、体も飛んだ気になったら、その時点で現実とのずれが生まれる。そして、結果的には、そのずれがその後の動き、感覚の鈍さにつながって、いつの間にか周りが追い越してしまうことになる。
 心と体は密接な関係を持ちますから、切り分けて考えることは無理があって、気持ちの浮つきに体が連動するのは避けられないですが、頭の片隅に人間は空を飛べないと入れておけば、すぐに地に足をつけた行動ができると思います。
 比喩ばっかりでわかりづらくなってしまいましたが、伝わったでしょうか?

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