湘南日誌 10月28日

日中日差しが暑くて車の中、エアコンをつけた。
朝から不思議と友人からうれしい知らせが舞い込み続ける。誕生日プレゼントまで届く。

ラズベリーが安かったので、それでジャムを煮ながら母の術後一年検診の検査結果の連絡を待った。
今日は嬉しい知らせが続いているから、この流れならきっと大丈夫、と、へらで鍋底を行ったり来たりさせていると、携帯電話が光って、母と妹のやり取りが次々と文字で表示された。

結果は、少しずつだけれど良くなっているとのことで、入院は見送り。今後は今までのように麻酔科に通いながら痛みを取って治癒を待ち、3ヶ月ごとに検診をすることになったらしい。
3人で、よかったよかったと言い合い、食べられるようにがんばろう、と励ました。

娘から、またどんぐりのチャームがついたネックレスをもらう。嬉しい。
作りかけの、どんぐりだけ連なったものも鞄から出して、それもネックレスなの?と聞いたら、「これ作ってる途中で時間が終っちゃったんだ〜。いもむし。気持ち悪いでしょ!」と嫌がる私の目の前にぶらぶらぶら下げた。

こんなにうれしいことばかりで一日が終るわけがない、一体どんな悪いことが待っているのかと怯えていたら、案の定、日本シリーズ第4戦、ヤクルトスワローズが負けたので、この程度で済んでよかったよかったと安心して眠りについた。

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