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兎にも角にも出会ってほしい。「くるり」


こんにちは。

今回はわたしの青春時代、どはまりして聴きまくり、もちろん今も大好きなバンド

「くるり」について。



イントロだけで心臓がドキドキしちゃって、聴くのが勿体ない。みんなもそうなのかな。

私の中での特別な曲。王道だけど、やっぱり「ばらの花」です。今、この記事を書きながら「久々に聴こう」とSpotifyで曲を検索。




イントロが流れた途端、ドキドキして一旦曲を止めました。

だめだ、もったいない!と思っちゃって。


電車通学だった高校時代、雨降りの日の のどかな景色を電車の中から眺めながら、これを流してたんです。自ら、エモイシチュエーション作りのために、ヘビロテでした。あんなに聴きまくって飽きているはずなのに、いまだに心躍る曲になってるのが不思議。



いくつもある、違う方面の「くるりらしさ」

くるりというバンドは、曲によって全然違うキャラクターになる。幅広いくるりらしさを魅せてくれるんです。




一つの曲を聴くだけで、映画を観終わったかのような、壮大で感動的な気持ちになる曲もあれば



R&Bやヒップホップのテイストの中に、シティポップを感じさせる今っぽい曲もあり


もはや、なんのジャンルなのかわからないけど、かっこいいんだよ・・っていう曲もあり。


やっぱりどんな曲にも、独特なくるりエッセンスが含まれています。


くるりの歌詞には直接、暴力的なものも無ければ悲観的なものもないんです。だけど、聴いてると稀に、エッジのきいた部分も垣間見えるっていうか。


センスの良い音楽に、センスの良い歌詞。惹かれちゃいます。



芯があるけど、ゆるい。聴いてて全く疲れない岸田さんの歌声

ヴォーカル岸田さんの声は、ゆるい。

だけど、気怠いとも違う。しっかり芯がある。かっこいい音楽って、体力使うものも多いんだけど、どれだけ聴いていても丁度良く力が抜けるというか。


この曲も、目で観た風景そのもののような、さりげない楽曲で。まったく身構えさせず、心に すっと入ってきてくれる。

『君と出会って 僕は初めて
ひとりでこの街を歩いてゆく
この淋しさを この淋しさを
どうかやさしさに変えてゆきたい
どうかやさしさに変えて届けたい』




と、いいつつ夏フェスなんかでお酒飲みながら、木陰でDJブースの様子をまったり伺ってたとしても、くるりのワンダーフォーゲルのイントロがかかったら、もう激アガりですけどね。



まとめ

『古今東西さまざまな音楽に影響されながら、旅を続けるロックバンド』


オフィシャルのプロフィールで、自らをそう紹介しているくるり。


クラシックやUKロック、エレクトロニカ、ワールドミュージックなど、本当に幅広いジャンルのものを、くるりの音楽として昇華していて、しかもそれを当たり前のように、自分たちのものにしてしまうんです。


本当に凄まじい。初めてくるりに触れてから10年近く経った今でも、くるりの楽曲は何度ライブで聴いても新鮮で、大切な曲たち。これからもずっと魅せてもらいたいです。


〜〜〜〜〜


くるりは好きな楽曲が多すぎて、たくさん載せたくなってしまうんですが、最後にこの曲。

ライブで観ることが出来た時。イントロから美しくて、そのあと入ってくる優しい歌声が完璧で。泣きました。


是非、出会ってほしいです。




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