犬も喰わない

日常会話は英語。時々日本語とロシア語。
犬も喰わないような喧嘩で互いの興奮が最高潮に達すると、二人とも母国語に戻る。片方が日本語で怒り、もう一方はロシア語で反論する。その会話がかみあっているというのは結局仲がいいということで、端から見ると何とも言えず阿呆らしかった。
#140字小説

2017/12/03

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