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ステファノスに見る後躯の旋回

後躯の使い方の特徴のひとつに旋回の大きさがあります。 現役でも屈指の身体の柔らかさを誇るステファノス。 ディープ産駒らしく全体を柔らかく使うことができる優秀な馬です。 この馬の後躯の使い方はかなり特徴的です。 写真のように蹴り上げた脚がかなり跳ね上がり、高く上がっていることが確認できます。ここまで上がる馬は珍しい。 この柔らかさが、屈指の爆発的な脚力を生み出しているわけですが、この蹴り上げた脚を戻す際に大きな旋回を描く為、瞬間的なギアの切り替えが難しくなるります。

    • 厩舎別、追い切り・出走傾向から見る本気度の特徴

      藤原厩舎 近年の代表馬 ストレイトガール・トーセンラー・エイシンフラッシュ 基本的に最終は坂路。この厩舎の中心馬はレースを通して身体を仕上げます。ステップレースでは馬にストレスを与えないような競馬をすることを心がけている。 差し型の馬であれば、後方待機から直線だけ伸ばします。先行馬であれば馬のリズム良く先行させ、無理なポジション取りはしません。その際の勝負度合は低めです。 近年ではストレイトガールやフィエロ。現在はステファノスが該当。厩舎期待馬はトーセンバジルです

      • 宝塚記念 追い切り

        キタサンブラック 栗CW不良 82.4-67.3-54.0-40.8-12.2 天春時よりも締まりが出てきて更に良化した馬体。追い切りでは一週前も最終も軽めの内容で、映像では動きの良さを確認することはできませんでした。ただ清水厩舎なのでこの手の追い切りであれば間違いなく仕上がりは良い。 一週前も軽めの動きで51.8-39.0-12.4ですし、最終でも余裕の先着ですから、天春の反動や、調整ミスは考えられない。 昨年は3着でしたが、当時よりも今年の馬体は成長しているし、なにより内

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        • マイルチャンピオンシップ 馬体・追い切りチェック

          -説明書- このブログは段階を追って更新されるブログです。 一週前追い切り→馬体チェック→最終追い切り→展開予想→結論 という流れで更新します。 イスラボニータ 栗田 【一週前】 美浦 南W 稍重 単走 67.8-53.6-38.7-12.6 この馬らしい大きなフットワークを見ることができます。叩いたことで身体の柔らかみが増した印象。 馬体を大きく見せており状態は本当に良さそうです。 昨年の3着馬。上がりの速さで勝負するタイプで軽

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