【伊達ルネッサンス塾 第2期/第3回レポート】仙南の真ん中で、マイプランを語る

★2015/8/8(土)@太陽の村(柴田町)

夏真っ盛り!この週末、仙台では七夕祭り、そして仙南の各地でも町や地域の夏まつりが各所で行われました。塾生や塾に関わっている皆さんも運営準備や出店で忙しく走り回っている人が多く、今回はこじんまりとした塾となりました。

さて、今回の主なメニューです。
○塾生OBトーク:堀米萌美さん(1期生)
○ゲストトーク:尾野寛明さん(有限会社エコカレッジ 代表取締役)
○塾生マイプランの発表とフィードバック

■人材づくりのお手本は、Jリーグ。

今回はいつもと順番を変えて、先に伊達ルネ塾1期生の堀米萌美さんによるOBトーク。

塾生として、どのようにマイプランを考え、作り込んでいったか、塾が終わってからこれまでのことなどを話してくれました。

堀米さんといえば、伝説の「ビッグバンを起こしたい!」という去年のプレゼン、インパクトあったなーとあらためて思い出しました。これからの目標として、「誰よりもイキイキして笑顔がかわいいちょっと変わり者のおばあちゃんになること」を挙げ、「一緒にかっこいい仙南を作りましょう!」と締めてくれました。

そして今回のゲストトークは、伊達ルネ塾塾長でもある尾野寛明さん。前半は、主に会社の話。東京から島根に古本屋を移転して約10年。現在は障がい者雇用も行い、就労継続支援A型の認可も受けました。現在は、古本屋と地域の困りごと解決を半々くらいの割合で行っています。困りごと解決は、耕作放棄地再生の手伝いや柿を取っての干し柿作りなど多様で、職員の方には地域のニーズと地域資源を見極め、仕事にしていく力が必要になってきます。視察に来た方々はこれを聞き、一様に驚くのだそうです。

後半は、島根県江津市のビジネスコンテスト(以下ビジコン)を取っかかりに、地域づくりのお話。江津のビジコンは、受賞したら1年間は江津に住んでプランを実践することが条件で、その様子を地域に見せることが賞金以上の効果をもたらし、実際多くの成功例がでています。その理由としてJリーグを例に挙げ、サッ カーチームが地域リーグやJ3からJ2、J1をめざすように、まず気軽に地域について話す会に参加してもらい、そこで「何かやってみたい」と思った人を地域づくり塾、さらにビジコンへとつなげていきます。いきなりビジコンではなく、時間をかけて人材の裾野を広げていったことが成功の秘訣なのだな、と思いました。

いつもの塾長の、いつもより一歩踏み込んだ話に、皆さん真剣に耳を傾けていました。

■「こういう世の中にしたい!」「そのために自分は…?」

後半はマイプランの発表とフィードバック。はじめに尾野さんより、自分の作りたい「世の中像」である「ビジョン」と、そのために自分が何をすべきかという「ミッション」を踏まえて発表してほしいという話がありました。

こ れまではグループを作ってのマイプラン発表でしたが、今回はひとりずつ前に出てプロジェクターを使っての発表に挑戦し、フィードバックも全員で行いました。当初からプランの方向性を変えてきたり、少しずつ実践を絡めながらプランを肉付けしていったりとその進み具合もさまざまでした。また、マイプランのブラッシュアップ会に参加した塾生は、その時の質問や意見(嵐のようだったらしい…)も生かし、だいぶ整理されたプランになってきていました。

まとめでは、尾野さんより「プランづくりに迷ったら、すでに実際何かしている人の所に行ってみることをお薦めする」と、視察やインタビューを行いマイプランづくりに生かしてほしいとの話がありました。いよいよ塾も後半戦。自らも悩みながら、フィードバックや外からの刺激も生かして、どんどんプランを進化させてほしいと思います。

【おまけ】
翌8月9日(日)には、事務局メンバーが気仙沼の地域づくり実践塾「ぬま大学」に行ってきました。学生(塾生)の皆さんも多士済々、おもしろいマイプランがたくさんありました。

そして次回は、何と「ぬま大学」との合同セミナー! 9月12日(土)、丸森町での開催です。

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