人生に負けても将棋は逆転できる(その5)

画像1 対振飛車戦だが、王手金取りを打たれて見事負けな局面である。
画像2 もう焼けクソで自陣飛車を打ったが、実はこれはまったく受けになってない。3二金の開き王手なら飛車で角を取ってもつれるが、そうでなくても2三金でも1二金でも同玉に2二角成の三手詰めである。それを分かってないのがひどい。しかし、ここまで粘られると思ってなかったのか、相手もこの簡単な詰み筋を逃してしまう。
画像3 少し局面がもつれたが、それでもこちらの負けは明らかで、この場面でも1三角成と挟み撃ちにすれば次の一筋への香打ちを防ぐことができず、負けである。
画像4 しかし、秒読みに慌てたのか、相手は簡単な勝ち筋を逃してしまう。3一の角、1一の金を飛車でむしられて王手がかかるという相手からすれば血が沸騰しそうな局面で終了となった。こんなこともあるのである。

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