元カレ観の相違から見る、ヒロイン型恋愛と人間関係型恋愛

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スイスイ
1985年生まれ。元メンヘラ現100%リア充のエッセイスト。
現在cakesで「メンヘラ・ハッピー・ホーム」連載中。

サクちゃん
1978年生まれ。シングルマザーのクッキー屋。
娘のあーちんはほぼ日で連載中のイラストレーター。
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スイ:スイスイサクサク!

サク:よむラジオーーーー!めっちゃ久々だね!

ちょっとさっそく褒めたいんだけどさ、最近のスイスイのcakesのお悩み相談、絶好調すぎるね!あと最近スイスイがnoteで爆書きしている元カレシリーズが超よい。

スイ:「いまだすべての恋が思い出にならない」という、元カレとの実話をつづっています。7話がおすすめです。

サク:いやもう元カレ観のあまりのちがいに、どうなってんの?ってちゃんと話聞いてみたいと思ってたんだよね。

スイ:え、どうしてそんなに違うって思ったの?

サク:まず、7話(7人の元カレとの話)ぜんぶスイスイが主人公でまじですごい!と思った。恋愛って、自分を主人公みたいにうごかしてよかったんだ!ってむしろ過去の自分に教えてあげたいわ。

スイ:!?まず主人公じゃない恋愛って何?はなざわさんみたいなこと?一生脇役?恋愛って自分のためにするものではない…?そこからちがう?!

サク:落ち着いて。もちろん自分の気持ちは主軸にあるけど、恋愛は相手のあることでしょ。だから自分の意思で動かすっていう意識あまりなかった!

スイ:サクちゃんとわたしの違う部分が具体的にまだわからない…。

サク:スイスイは主語が「わたし」でしょ。わたしは恋愛は相手あることだと思ってるから主語が「わたしとあなた」なのかも。しかも相手寄りで。

スイ:サクちゃんが相手に思いやりがある、わたしにはない。だからわたしは気に入らなくなったら速攻彼氏着信拒否して別れられる、という話につながる?

サク:着信拒否 笑!とりあえずわたしはそれしたことないわ 笑!

スイ:ちょっとわたし理解できてないわ! 主語が「わたしとあなた」?

サク:相手の気持ち無視して自分だけ好きとかないんだよね。あんまり片思いしたことない。

スイ:あああなるほど!え?じゃあサクちゃんの好きって、いつ発生するの?今回、まじで、はじめて、サクちゃんの方が少数派な気がする。



恋愛観、正反対すぎる2人


サク:わたし、恋愛とそれ以外の人間関係が別れてないんだよね、そんなに明確に。だから気が合うとか信頼できるみたいなのが全くない人のこと好きになるとかないんだよ。信頼関係が先、っていうかすべてかも。

スイ:へえええええええええ!

サク:だから恋人だった人と別れても、嫌いになって別れたんじゃない場合は友達でいられるんだよね。信頼関係が残っているなら。距離とか頻度とか優先順位が変わるだけで。

スイ:じゃあ逆に友達全員とまあ別に付き合えるってこと?

サク:友達って男も女もいるけど、求める頻度や距離がお互いに一緒だったら、つきあえる。っていうか、セックス的なことはまた別だけど、家族として一緒に住むとかはほんとにできる、男女問わず。

スイ:えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!謎ーーーーー!!!!宇宙人レベルに違うー!!!!!!!!

サク:恋愛だけが特別、っていうのがないっていうだけなんだけどね。ただの人間関係なんだよね。

スイ:ちなみにそのセックス的なことは、男友達の中でも、できる相手とできない相手がいるってこと?

サク:うん、できる相手とできない相手いるよ、そりゃ!

スイ:できる相手としか恋人にはならないってことでしょ??その線引きはどこにあるの??

サク:それは単純に距離の問題じゃない?

スイ:さっきから登場する距離ってなんの話?

サク:え、人間関係には距離があるでしょ!笑。好きだけどちょっと距離はある人とかいない?

スイ:え、まってその、まじでまじの距離の話?!

サク:遠くて会えないとかじゃないよ!笑。関係性の話だよ!!

スイ:たぶん「距離」ってサクちゃん用語だと思うんですよ。人間って誰もが初対面だと距離あるけど、そんなん出会って1時間でも詰めようと思えばどれだけでも詰めれるじゃん。

サク:え、お互いに詰めたいと思わないと無理じゃない??

スイ:ああ!!サクちゃんは、相手が求めてる距離に敏感で、それを優先してるってことなんだ。わたしは、わたしが詰めたいと思ったら詰める。

サク:わかる!スイスイは、詰める!笑

スイ:あーわかった。そうだね。サクちゃんとわたしの違いは、相手の初期距離感設定。生かすか、無視するか。わたしは初期どころか常に無視してるわ。それで自分が無理ってなったらすぐ着信拒否、別の好きな人できたらすぐ別れる!

サク:自分から先に距離を詰めて関係性を自分主導でうごかすってこと??

スイ:そうだね。好きと思った瞬間から好きっていいまくるね。

サク:それ、マジで恋愛の話なの???ってくらいちがう!まあお互いさまか 笑

スイ:まずわたしにとっての「好き」は「触りたい」だから、そんなものは相手どうこう関係なく天気のように竜巻のように勝手に起こる感情ですね。で、はじめから、友達になるひとと、恋人になるひとは、ちがう。

サク:あー、はい。ひとつそこのちがいは明確になったね。わたしはそこ分けてないんだよ。

スイ:恋人は触りたい人。友達はもっとハードル高い、趣味があったり価値観があったり、話も合う必要がある。

サク:え?友達の方が、高いの??え????

スイ:たぶん生涯で恋愛的に好きになった相手と友達になれた相手数えたら、断然恋愛相手の方が多いよ。

サク:え?????混乱!

スイ:友達なんて気が合わなくなったらすぐ縁きるし、ハードル高い。だって友達ってよっぽど気が合わなくきゃ、不必要でしょ???

サク:???

スイ:恋愛相手なんて、もう、好き!ってなったら瞬間はじまってしまう。あと恋人はもはやものすごく酔っ払ってるときのやりとりみたいなことしかしないから、友達という名の素面で会うみたいな関係は無理だというのもある。

サク:酔っ払ってる!www

スイ:恋愛の好きのクリア項目が少ない。「触りたい」関連でもう、いろいろすっとばして好き、だから。

サク:本能的な?

スイ:そう!!!!!恋愛は本能、友達はガチ理性!

サク:あーーーそういうことか!わたしは直感でわーこの人好き!って思う人はわたしのこと好きじゃない人ばっかりだったな、、

スイ:相手が自分のこと好きじゃないとか興味ないとかどういうときにわかるの?わたしとりあえずデートには行って、好きって言いまくって、出方をみて、それで拒否されるまで、興味ないって認定してないかも。

サク:え、大体はじめにわかるでしょ、興味あるかどうか。それ無視して好きって言いまくるとかしたことない!でもそれモテる女の子が言うテッパンのやつだよね、先に自分の好意を見せてその気にさせるだけだよ、って。

スイ:モテるわけではないけど、わたしは恋愛がすべてだったから、命がけだったからかも。恋愛しかなかったから。サクちゃんは、それより夢中なことが、友達との時間とか、あったから、とかないかな?

サク:たしかに、恋愛の優先順位低いからだよね。

スイ:それと、自分のなかで好き!触りたい!と思った感情を、我慢するのが苦痛すぎるだけかも。あ、そこかも最大の違いかもしれない。わたし、昔から、すべてにおいて我慢することができないんだと思う。さくちゃんとの最大の違いはそこだ。

サク:あー、我慢かーーー!

スイ:たとえば去年9月に知った古着屋にはまって、持ってたファストファッション一気に捨てて、その古着屋に通い詰めて半年経つ今もう45着くらい買ってて、その古着屋のインスタみるといてもたってもいられなくなるからブロックしようかと悩むくらいで、暇さえあれば行ってしまい、こないだ新ブランドできたとき、想いを伝えるチャンスすぎると思って1万円の花とどけにいったんだけど、そういうことだ。好きという気持ちが生まれたら、抑えることが苦痛。

サク:わたしはむしろ「好き!」っていうのを人に見せるのが苦痛だったわー。

スイ:好きって、人にみせるのが、苦痛、、、、!!!?ちがいすぎる!

サク:優先順位でいうと、18歳くらいから4年間父が死にかけでそれどこじゃなかったというのもあるかも。恋愛を我慢しようとしたわけじゃないけど、自分はそれどころじゃないって言い聞かせてた感はあるなー。我慢しなきゃと思ってのかも!

スイ:我慢する、しないのちがいが明確になったね。



もはや異種格闘技をはじめた2人


サク:じゃあさ、その好き!ではじまった恋愛、どういうときに別れるの?

スイ:どういうときに別れる。。。??時間帯の話してる?

サク:してねえよ!笑 夕方とか深夜とかの話じゃない。

スイ:ごめんその質問の真意がわからない。

サク:いや、価値観が違いが大きくなったとか、他に好きな人ができたとか、別れるには理由があるでしょ?

スイ:メールで言って、会って別れたいと伝えておわり。スタバのときもあるし、夜みちばたのときもある。

サク:いや、理由…!場所はどこでもいいわ!

スイ:本当の理由は「他に好きな人ができた」だけど、うそをついてそれっぽいことを言う。「ちょっと、ひとりの時間がほしい。。。」とかw その1分後とかに新しい好きな人に「別れたよ!」とかメールして2時間後とかに会ってるw

サク:ああ、常に他に好きな人ができて、移行ってことか。いるわ、そういう子!でもそれ本当にさ、ぜんぜん人間関係じゃないよね…?相手が誰でもスイスイがひとりで全て物語を動かしているよね?

スイ:そう、そういうサイコパスなところが交際相手全員にバレてるからという意味で、元カレには友達になってもらえないね。

サク:でもさ、元カレにいいところ見せたいっていう欲がすごくあるって言ってたよね。なんで自分から切り捨ててきたのに、いいふうに見られたいんだろう??

スイ:元カレにはいつも一番の元カノだったと思われたい。今でも元カレのことはみんな好きで特別だと思っている。

サク:「この人じゃなかったな」っていうただの「組み合わせとして相手がちがった」っていう終わりかただと、そのあとその人にどう思われるか、どうでもよくない??次に好きな人ができた時点でどうでもよくなりそうなのに、、、

スイ:どうでもよくない。わたしのこと一生もっとも好きでひきずってほしい。でもそれはわたしの自尊心の問題。それが、わたしの思う、人類の価値。

サク:えー!元カレにずっと好きだと思われるのが人類の価値!価値観の違いがすごい!!!

スイ:ていうか、「組み合わせの相手がちがった」ってどういうこと???

サク:自分にとって「この人はちがう」って別れるってことは、相手にとってもちがったってことじゃない?

スイ:ちがってないよ?そのときは最高の組み合わせだったんだよ?だから付き合ったんだから。

サク:いや、別れる理由よ。はじまるときは最高だったけど、なにかがちがうから別れるんだよね??

スイ:え?理解してないかもしれないわたし。

サク:第3者委員会が必要かもしれない、この話し合い!誰か〜!!

スイ:過去最大に噛み合ってないw

「組み合わせの相手がちがった」って…サクちゃんは、人生で正解が1人しかいないと思ってるってこと?

サク:いやいや 笑、思ってないよ。でも続かない理由があったら「ちがったんだな」って思う。

スイ:続かないっていうか、現役彼氏彼女としては別れておわりだけど、恋愛感情は生き続けているんだよ。

サク:そうなの?なるほどめっちゃちがう、、、!!!わたしはないわ、それ。

あとさ、スイスイはそもそも、つきあいはじめるときから「継続」の概念が、ない?

スイ:あ、それかも!「ずっと」って口では言ってるけど、ずっと一緒にいるなんておもってない。ずっと続かないに決まってると思ってる。短距離走用の走り方しか最初からしてない。

サク:はじめから「今は好きだけどずっととは思ってない」刹那的、、、!

スイ:悲劇のヒロインになりたいから、別れとか、刹那的ななにかとか、好物。「今は好きだけど」っていうより、わたしの所有物でいてほしいから好きでいてほしいだけかも。むしろ別れてからもずっと所有物だと思ってるとこある。

サク:好物www わたしは人間関係だと思ってるから、友達と一緒で、できれば長く続けたい。わたしもずっととか約束はできないけど、終わるつもりではじめたことないな。

スイ:ああなるほど、、!そこがちがうかも。わたしは、ある一点が最高峰の幸せになればそれでいい。

サク:スイスイはクライマックスがほしいのか。

スイ:そうだね!クライマックスほしい!ふられたとしても、クライマックス味わう自分が好き!

サク:まじで小説化、ドラマ化できるもんねそのまま。そういう点ではわたしは恋愛ごとに区切らず、ずーーーーーっと続いてるからな、ドラマが。一本の長いやつ。

スイ:サクちゃんの物語は、いろんな登場人物ありきのヒューマンドラマで、わたしの場合は完全主人公ひとりの、自分が幸せならそれでいいワンマン主人公なもの、、、

サク:わたしはストレングスファインダーで「最上志向」がつよいんだけど、好きな人に対しても、相手にとってもっとよくなるなら、相手が私じゃなくていいと思ってて、その人が一番いいふうになってほしいんだよね。

スイ:ブッダ的な人や。

サク:だから元カレと友達でいられるんだよね。

スイ:「好き」の深さが違いすぎて広辞苑2冊いる!

サクちゃんは、恋愛感情抜きにしても付き合いたい価値のある人間なんだよ。わたし恋愛感情抜きにしたらまじのサイコパスだからwまじそこのちがいだとおもうよ極論w

サク:スイスイは生きるエンタメだからなー。ジェットコースター人生。アミューズメント!


良い自己中と悪い自己中がお送りしました


スイ
:わたしはやっぱり本能優先、っていうのが今日最も腑に落ちたな。

サク:「好き」が爆発できるのは、才能なんだよ!みんながそうなわけじゃないから。

スイ:自己中って嫌な意味で使われるけど、自己を中心にもってこれるのって能力では?と思う。自己中、才能だよね。他己を中心にもってこれる人も能力なのと同様に。

サク:うん、自己中、才能。あと夢中になれるのも、才能だよ。

スイ:いやでもさ、サクちゃんもかなり自己を中心として生きている印象があるんだけど。何で恋愛の話になると急にわたしだけ悪役みたいになるのかな。でもそんな「ちょっとひどい特別な自分」のことも好きだからマレフィセント(眠れる森の美女の悪役)的な物語として自分を堪能してしまうんだろうな決して脇役にはならず。サイコパス最強。

サク:たしかに私も自己中心だよね。他人からどう見られるかとか世間的な評価とかは気にしないし。でも、物語の中心になって周りの人を動かしたいというのはないかも。恋愛みたいに他者がいるときは自分の気持ちだけじゃなくて、それと同じくらい相手の気持ちを大事にしてるなー。

スイ:今回思ったのは、よくここまで違う2人が友達でいられるなということですよ。(年齢も一回り違うのに)さて、曲どうしましょう?

サク:(一回りも違わないから!)

スイ:いややはり今回は、私の愛する川谷絵音さまが離れ離れになった直後ベッキーに向けて作ったという伝説のこの元彼曲で締めさせてくれ。



(本日のエンディング曲:indigo la End「藍色好きさ」)


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