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#よんなな朝の歌 ’23.7④


2023.7.17 加山雄三「光進丸」

おはよんなな。今日は海の日ですが私は通常出勤でございます。愛知県は独立国家(…それ以降は言わねえ)かのようにどうやら祝日という概念がありません(笑)。そして海で独立国家といえば…どっかの誰かさんのラジオ聞きすぎですね。じゃあ光進丸行ってみようか!
午前7:48 · 2023年7月17日

 加山雄三が有吉弘行との共演をNGとしているのは意外と知られた話で、原因はこの曲をBGMにしてネタを披露する某ラジオ番組の1コーナーだったとか。そのネタの中で光進丸を「独立国家」と見立てて揶揄するというのがお決まりのパターンだったりした。
 そういった経緯から、ある一定の層からは加山雄三を再評価する向きもある。リンクした動画のコメント欄にも、そうした経緯で聴き始めたリスナーの声が多く寄せられている。ただし、古株のファンは多少苦い反応もあるようだが、愛好者が増えるのは悪くない。

2023.7.18 山崎まさよし「明日の風」

おはよんなな。明日は明日の風が吹くとは言うけれども、簡単にいろんなものを折り合いつけるのは難しいの。恋愛も仕事も、痛みが眠りにつけばいいというほど簡単に割り切れればいい。ただ少しずつ変わっていけばいい。人はそれをアップデート何て言うのね。
午前6:42 · 2023年7月18日

 明日は明日の風が吹く、ということを楽観的に言うのかそうでないのか。この曲はどうしても楽観的には聞こえないのだけれど、それでも前に向かないとという気持ちが少しずつ心を動かすように言葉が背中を押していく。
 山崎まさよしの初期の楽曲の数々は、その多くがデビュー前の下積み時代に書き溜めたものを満を持してリリースするというプロセスだった。何気ない日常から拾い上げた、時に内省的な言葉の数々と素朴なメロディーライン。僕も好きだったし、ずっと聴いていた。2005年の僕は、山崎一色だったな。

2023.7.19 松浦亜弥「草原の人」

おはよんなな。今ね、草原どころか高原にいます。早寝しちゃって早起きして、爽やかな時間を過ごしています。柄でもねえや。高原じゃなくて草原だけど、あくまでも爽やかな世界観を想えばこの曲で。あややのこういう曲は好物だったりします。今日も前向いてね。
午前5:59 · 2023年7月19日

 この日は前日に長野県の蓼科で大きな会議があって、その流れで高原リゾート気分を味わったんだっけ。夏の朝にも関わらず、ぴんとした空気を感じて背筋を伸ばして入った露天風呂は極上の時間だった。
 草原の人。草原に立つ初恋の人を思い出した加藤初枝…美空ひばりさんが生前、長良じゅん氏にあてた手紙につづられた詩に、つんく♂が歌詞をつけた作品。日本一の歌手のサウダージはかくも純粋でほのかに甘いものだったのだと、少し心が締め付けられて。
 あのお嬢だって、少女だったんだ。恋はいつも儚いものよね。

2023.7.20 Whiteberry「夏祭り」

おはよんなな。そういえば、私が住んでいるあたりでは今日が終業式なんだそうで。夏休みの予定なんやかんやを友達と約束するには、ちょうど今日ぐらいしかなさそうです。多少進んでる子は異性の友達と行くんじゃない?そうでなくてもいい 夏休みにするんだよ。
午前8:03 · 2023年7月20日

 後日談ではあるのだけれど…自分とこの近所で予定されていた夏祭りは台風の影響もあって中止になり、君がいた夏は遠い夢の中…のようなこともなかったようで。コロナウイルスの影響で何年も伸び伸びになっている行事が、少しずつ復活する矢先だけに、なんだかね。
 ただ、この歌は何度も口ずさんだりはしていました。東京ヤクルトスワローズのチャンステーマがゆえに、なんだか野太い感じではあったけれども。来年はもっとこの曲が身近に感じる年になればいい。そういう明るい願いはきっと、叶うよね…。

2023.7.21 TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」

おはよんなな。若い頃の前田さんはやっぱり前田さん、シーズン・イン・ザ・サンじゃなくてシーズン・イン・ザ・マエダ。暑苦しいけど聴きたくなる夏の陽気なナンバー。シュッとしてヤンチャな感じの前田さん、カッコよすぎ。せめて心はイケメンで。
午前7:22 · 2023年7月21日

 TUBEというグループは良くも悪くも夏のグループだなと。ただしそれだけイメージが鮮烈にあるというのは悪いことではないので。
 この曲にはどうしても、ビアガーデンで万国旗ひったくって踊りだすおっさんの背後でご機嫌に流れているイメージがある。思えば昭和61年のナンバー、バブル景気に向かいだす前後の「妙に明るい」時代。天皇陛下は2回、お代替わりされている。
 そうやって考えたら前田さんも40年、夏男やってるんだ…ということになるんだな。でも色あせない織田哲郎の曲…マジで天才やろ。

2023.7.22 ジンギスカン「ジンギスカン」

おはよんなな。ジンギスカンなのよ。う、は、なのよ。芋洗坂係長が歌うと、いつの間にか人事課なのよ。チンギス・ハンじゃなくてジンギスカンなのよ。陽気にう、は、う、は、わははは。今日も笑って行こう。それにしても、ここは何処…私はよんなな。
午前7:54 · 2023年7月22日

 前日のジンギスカンが余程気に入ったと見えて、この男は浮かれていた。確かに「う、は!」と歌いだしたくなるのよ。それだけ美味しいお店でした。でも、どこで食べたかは内緒です…。
 でもジンギスカンという名前の羊料理は、モンゴル人に言わせれば「我が国の英雄の名前をナニゴト!」という話のようで。朝青龍さんもぷんすかしているくらい本当に偉大な方なのに…という思いだと。
 この歌も偉大なジンギスカンを讃えている…はずだけど「一晩で7人の子作りする男」…とか言われてますが、コレいいんですかね?

2023.7.23 J-WALK「何も言えなくて…夏」

こんばんわ。綺麗な指してたんだね知らなかったよ…って歌い出すこの歌。そうしてすれ違う感情は、どうしても補整ができなくて。そんな感情が行き交う前に、ちゃんと心を交わしていれば。何も言えなくて…その夏を終わらせるのはね。勿体ないじゃんね。
午後7:36 · 2023年7月23日

 この歌が心にグッと残っているのは「私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも…」という一節。往々にして男はそこに気が付かない。何なら男というものは、一般的に鈍感が歩いているようなものだと宣言してもいいくらい。だから、綺麗な指をしていたことすらも気が付いていない。
 ちゃんと心を交わすという意味を男はどうして忘れてしまうんだろう?それを分かれば「女心と秋の空」とは揶揄もしないだろうし、その天気の節目をもちゃんとキャッチできるのにね。何度聞いてもそれを自問自答してしまう。

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