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#よんなな朝の歌 ’23.12⑤


2023.12.25 稲垣潤一「メリークリスマスが言えない」

おはよんなな。メリー…クリスマスが言えない。ね?21日は別として、ここんとこずっとメリー…から他のネタにずらしてさ。何やってんだよ?って思いませんでした?今日、この曲を紹介したくてずっとボケてたのっ!
午前6:47 · 2023年12月25日

 前の週のポストをずっと「メリー…」で引っ張っていたのは、この曲で回収しようとしていた、そういうことだったの。バカですよね。
 真面目に言えば稲垣潤一のクリスマスソングといえば「クリスマスキャロルの頃には」があって、その曲中に「君と僕の答えもきっと出ているだろう」とある。で、この曲がアンサーソングとしたときの「ほの暗さ」。その経験が人の味になるならば。
 人生はうまくいかないことが多い、その経験の中で人は強く優しくなっていくべきだと思うのだ。その年輪がいつか花を開く時を信じて生きていく。そう信じて。

2023.12.26 Miss Monday「もっと…」

おはよんなな。懐かしい人の曲を聴きたくなる。20年以上も前、彼女のライブスタッフに駆り出されていた友達から「本当にいいヤツ」と聞いていた。会った時の印象は可愛くて腰が低くて…、到底HipHopの人とは思えなかった思い出。
午前6:47 · 2023年12月26日

 火曜日に聴く、Miss Monday。
 そうそう、本当に昔々の話で恐縮なんだけど…バイトしていた会社がこの子のイベントの仕事やってた関係で、間接に知っていた「げつよーびちゃん」。
 ダンス系の音楽ってあまり得意ではなかったけど、なんだかんだ耳には入っていた。本人にも1回会った…程でもなかったけど、クールなプレイヤーでありながら「とってもいい子」だったことを思い出す。挨拶の明るい子だったな…というイメージで。「この人きっといいお母さんになるんだろな」って思ってた。今何してるんだろ?

2023.12.27 Herb Alpert「Bittersweet Samba」

おはよんなな、だけど、こんばんわ…と言いたくなるビタースウィートサンバ。最近では金麦のCMソング、ラジオっ子なおじさんにはオールナイトニッポン。今でもこの曲をバックに、ラジオの真似事したくなって堪らんのさ。
午前6:47 · 2023年12月27日

 ジェネレーションギャップを感じる瞬間、とはこういうこと。若い子や小さな子供と会話すると、やはりこの歌は「金麦の歌だね」という位置づけ。確かにそうだ、お酒のCMを流す時間帯はあらかた決まっているとはいえ子供も十分見る時間に流されているのだから。
 そういう意味では「深夜の自由区」に誘うこの歌、という位置づけはまた今まで以上に魅惑と誘惑に溢れていたのだろうと。名曲であることは疑いはない、それだけに世代が変わるたびに捉え方が変わっていくのは滋味深い感覚を持つのであろうとね。

2023.12.28 The Royal Teens「Short Shorts」

おはよんなな。え~、毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部です…と。誰が言ったか知らないが、この曲が世界一流れた国は日本というジョークは…強ち嘘じゃないな。お尻のダンスと一緒に脳内再生は、まさかとは思うけど。
午前6:47 · 2023年12月28日

 褒め言葉か貶し言葉か…という表現を恐れずに使うのだけれども、この曲自体の「中二病」感がたまらなく好き。
「こんな短いショートパンツ、誰が穿くの?」「私が穿くのよ」「結構短いよね、このパンツ」「好きなんだもん」…という曲を、当時の中高生くらいのメンバーが書いて歌うのだから(とはいえ、そのメンバーが…アル・クーパーにボブ・コ―ディオ…大物やないか)。
 確かにその感じが、タモリ倶楽部の「偉大なるくだらなさ」に直結していく。オープニングのお尻の映像も「そういうことだよね」と。

2023.12.29 ペレス・プラード楽団「タブー」

おはよんなな。まさかのペレス・プラートも、日本ではこの曲がハゲ面のおっさんのストリップごっこに使われているとは思わなかっただろう。ねえ、ちょっとだけよ。あんたも好きね。ヘッピシン!ガタガタ…。だめだこりゃ。
午前6:47 · 2023年12月29日

 タモリ倶楽部の味わいが「中二病」と例えたならば、ザ・ドリフターズのコントは「人を本気に笑わせに行く」面から見ても大人の世界のように思えた。それは決して、タモリの笑いを貶める意味ではなくて。
 加藤茶の例のギャグは、営業先の広島に行った時の勧進元が「面白いところがある」と連れて行かれたストリップ劇場。常連客をみつけた踊り子さんが「今日も来たの、あんたも好きねぇ」と言ったことからギャグに繋がったそうで。
 その劇場に限らず、色気のある場所にかかる楽曲がこの「タブー」。生活の根差した中にギャグが生まれる。

2023.12.30 藤谷美和子・大内義昭「愛が生まれた日」

おはよんなな。秋元康の作詞した楽曲は今では星の数ほどあるのだろうけれど、1990年代の作品は「平易な言葉」に魂が宿っているように思われる。愛が生まれるという概念は言われてみれば膝を打つ、端的な言葉だなと。
午前6:47 · 2023年12月30日

 藤谷美和子さん、今は何をされているのだろうか…と、ふと思った年末だったかな。もう20年近くも芸能の表舞台には立っていないようだけれども、元気でお見えならと思っている。
 1970年代の後半に子役として大活躍し、その後停滞期を経て1994年のドラマで再ブレイク。ドラマの主役と主題歌の歌唱で脚光を浴びたのだけれども、そこからまたどうしたのだろう、という。サムネイルの表情にも繊細さと憂いが浮かぶ。そういう雰囲気を纏っていた姿からも、思う以上の脚光を浴びた怖さを想う。
 今はただ、お元気でと願う所存。

2023.12.31 宇徳敬子×近藤房之助「Good-by morning」

おはよんなな。「明日はすべて変わるだろう、新しい始まりに」、今年最後に口ずさんでまた新しい1年を待ち望んで。来年は今年以上にいい年にしていきたいですね。少し早いですが、皆さんよいお年をお迎えください。
午前6:47 · 2023年12月31日

 年末特有の、慌ただしさと凪の雰囲気が好きで。
 1年の最後にふとサヨナラの気持ちと未来を見据えるかのように、静かな心でこの曲に耳を傾ける。そのうちに日が沈み、少しだけいい酒を開けながら思い出に浸る時間。サヨナラの言葉の寂しさを胸の奥に飲み込んだら、新しい朝のために「何をしていこうかな…」と思いを巡らせる。
 その繰り返しの中で、本当の意味での「good-by」を問い直しながら、これからのことを少しずつ考えて。取り戻せない時間の上書きは、自分の行き方にかかっている。決意はこの夜に。


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