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#よんなな朝の歌 ’23.8③


2023.8.14 サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」

おはよんなな。台風7号を前にらーらら、ららら、らーららー♪って呑気に歌っている場合じゃないとは思うけど、歌だけは景気よく歌ってしまおうか。台風を朝からぶっ飛ばしていく勢いでさ。今週もよろしくね!
午前6:47 · 2023年8月14日

 桑田佳祐率いるサザンオールスターズのデビュー曲であるが、この曲のモチーフになった「八時だよ!全員集合」のギャグがあったことはご存じだろうか?今は亡き志村けんが沢田研二を前にして、「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」をくっつけたギャグだが、当時相当ウケたらしく桑田がちゃっかり?拝借したということのようだ。
 そういう経緯も影響したかは分からないが、楽曲自体は底抜けに明るい曲であることは誰も疑わない。大学時代の社会学の授業で自殺の話を取り上げた時に「口直しな」と大音量でこの曲を流した教授…元気かなぁ?

2023.8.15 鶫真衣「栄冠は君に輝く」

おはよんなな。平和な夏の象徴である夏の甲子園、8月15日の空には戦地に散った高校球児の姿がうっすらと見えることでしょう。そして鶫真衣さんの歌唱を選んだのは個人的な趣味です。他意はないです。ただただ好きなんです…。
午前6:47 · 2023年8月15日

 鶫真衣(つぐみ・まい)三等陸曹。陸上自衛隊中央音楽隊所属のソプラノ歌手、「陸上自衛隊の歌姫」との異名を持つ。
 当然のことながら自衛官という身分であるため、普段の訓練は一般の自衛官に準じたメニューをこなすという。わが国では「軍隊」とは言わないが、世界標準に準えると「軍人歌手」であることは的外れではないと思われる。
 海上自衛隊所属の三宅由佳莉二等海曹以来、自衛隊の音楽隊に歌唱専門の隊員を配置するようになった。それまでは楽器担当の隊員が持ち回りに歌っていたようだが、やはり本職の歌は一味違うのだよなと思う。

2023.8.16 たま「方向音痴」

おはよんなな。楽しい方向音痴かな…、いや、方向音痴は厄介ですよ。富士山のてっぺんに旗を立てたり、知床の海に身を投げた月の夜だったり…。身を投げちゃダメだから!あ、全部歌の中の話ですからね。ヤンヤンヤヤヤヤ、ホーホケキョ!
午前6:47 · 2023年8月16日

 楽しい方向音痴かな。いや、方向音痴は楽しくない。碁盤の目になっている街であっちゃこっちゃになりがちで、方向音痴がとても怖い。
 ただ、たま自体は好きで。楽しいというよりはシュールな感じが良き。イカすバンド天国というTBSの深夜番組のオーディションからブレイクしたバンドの中でも、アコースティックかつローテク方向の楽器を用いた楽曲の中毒性はかなりのものがあり、今思っても斬新なバンドだったことは疑いようがない。
 同じ時期にブレイクしたのがジッタリンジンやすかんち。今思えばクセの強いバンドが元気だったのよな。

2023.8.17 ピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン」

おはよんなな。8月17日縛りで「パイナ(817)ッポーっぽい歌」にしてみました。今日はそれだけ。一切の捻りもなく、嬉々としてパイナッポーにペンを突き刺すピコ太郎を見てまあ、笑ってくれないか。お尻ぺんぺん!
午前6:47 · 2023年8月17日

 お笑い芸人の古坂大魔王(元・底抜けAirLine)扮する謎の男・ピコ太郎が放つ「PPAP(ペン・パイナッポー・アッポー・ペン)」。全世界でのブレイクにより古坂本人もスターダムに昇った契機となった。
 平易な英語に単純な動作、パンチパーマとヤンキー眼鏡にちょび髭、ヒョウ柄服の中年男が踊るコミカルさ。単純だけれども、楽曲からダンスまで計算しつくされた「音楽芸」。過去、底抜け時代にも前衛的な音楽ネタをやっていたようだが、その究極形が「PPAP」。ブレイクまでの古坂の普段の努力が結実した、まさに作品。

2023.8.18 ラッツ&スター「め組のひと」

おはよんなな。40年も前の歌なんだけれど、鈴木雅之のリードボーカルが既に色っぽい。この「聴かせる」感じがまさに昭和後半の歌謡曲、それを差し引いてもカッコいい。そりゃ今でもイケオジが元気な訳だ。負けんけどな。
午前6:47 · 2023年8月18日

 ラブソングの王様・鈴木雅之、名うてのトランぺッター・桑野信義、ゴスペラーズを世に送り出した佐藤善雄、そして「ミニにタコができる」と名言を残したタシーロ。田代さんのことは自業自得とはいえ、薬物依存からの復帰は本当に辛苦のことと思うゆえに、静かにエールを送るしかないのだが。
 シャネルズ改めラッツ&スターの功績は私が語るまでもないが、ザ・キングトーンズから始まる日本のドゥーワップを形作った偉大なグループであることは間違いがない。その後のアカペラなど、「声」で勝負するグループへの影響は大きかったのだろうなと。

2023.8.19 松岡弘「とびだせヤクルトスワローズ」

おはよんなな。あ、実は昨日…明治神宮野球場におりまして…。三塁側から傘振って「あんたどっちのファン?」という視線をもろともせず…念願の「檜舞台の神宮」でやりたかった傘踊り、満喫したのよ楽しかったのよ。
午前6:47 · 2023年8月19日

 東京ヤクルトスワローズの全身球団である国鉄スワローズは僕にとっては「いい思い出」しかない。とても現金な話だが、かつて国鉄マンだった(その後そのままJRの人だったけれども)父親に連れられて、父親の先輩の家にヤクルトスワローズの帽子を被っていくと泣いて喜んでくれる訳で。
 そうでなくてもヤクルトスワローズの選手は興味が惹かれた。代打の切り札・杉浦、オープンスタンスの八重樫、左サイドの乱橋、野球を知り始めて惹かれたのは「クセの強い」選手だった。そしてエースの松岡さん。選手が応援歌歌うのはある種斬新だったな。

2023.8.20 アイドルネッサンス「夏の決心」

おはよんなな。♪なっつやすみは~やっぱり~短い~…本当だよ!私といえば明日から会社です。冷静に考えたら…夏休みの前半の歌ですね、これ。まあ今日はせいぜいこの休みの棚卸をして明日に備えることにしましょうかね。
午前6:47 · 2023年8月20日

 ソニーミュージックアーティスツの設立40周年を記念して結成されたアイドルネッサンスは、時代を問わないグッドミュージックを数多くカヴァーした。オリジナルは末期にリリースされたミニアルバム「前髪がゆれる」のみ。逆説的に日本には数多くの名曲があることを証し、彼女らの歌唱によって再評価されたものも少なくないと思われる。
 「夏の決心」もオリジナルは大江千里の楽曲。逆にアイドルネッサンスのバージョンから入ってしまったばかりに、大江版も爽やかなのに霞むほどに彼女らの歌声が鮮烈で。彼女らも再評価されるべき存在だな。

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