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日毎の糧は今日も与えられず、真っ暗で何も見えないまま足を前へ前へと進めていかなければならない
そこに安定した足場などないかもしれない
あっと気付いたときにはもう、どこまでゆけば底につくのかわからない大きな穴を落ちているかもしれない
こんなことなら、迫りくる毎日をあのとき止められていたならよかったと思う
いや違う、孤独に生きる覚悟を忘れないように気をつけていればよかったのだ

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