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プロフィール(随時更新)

こういう欄を設けた方がよいとの表示が出るので、作ってみます。著作一覧などはWikipediaに載っているので、なるべくかぶらない内容で。

● ざっくりした略歴

評論家。もとは歴史学者(日本近現代史)でした。

2007~15年 大学准教授として教鞭をとる。
2015~17年 うつで休職の後、離職。
2018~21年 「元歴史学者」として活動。
2021年~ 歴史学者の呼称を放棄、現在に至る。

● よくある質問

Q:そもそも歴史学者だったんでしょうか?
A:定義にもよりますが、歴史学の指導教員の下で博士号を取得し、その内容を学術書として出版した場合、ふつうは歴史学者と呼ぶと思います。

Q:なんで歴史学者になったんですか?
A:2021年のインタビューで、どんな風に歴史学の勉強をしてきたかをお話ししました。

Q:なんで大学を辞めたんですか?
A:2019年の講演と鼎談(PDF)がまとまっています。特に鼎談は、双極性障害研究の第一人者である加藤忠史先生、日本で初めてリワークデイケアを開設した秋山剛先生とのもので、おすすめです。

Q:なんで歴史学者まで辞めたんですか?
A:2020年からの新型コロナウイルス禍でまちがった「歴史の教訓」を拡散して反省もせず、そのうえ同業者を炎上に便乗して中傷する人たちを見て、同じカテゴリーに所属するのが嫌になったからですね。

(*)上記につき、その前史を補足する記事を書きました。

Q:あらゆる歴史学者が嫌いなんですか?
A:そんなことはないですよ。いまも好きな人や一緒に仕事をする人はいますが、ただ、そういう人は「歴史学的ではない」ものを持っている点がいいんじゃないでしょうか。

Q:歴史はもう教えなくていいんでしょうか?
A:歴史学は教えなくていいですが、歴史については「歴史学以外の形で教える」必要がある気もしますよね。高校の『公共』の教科書に関わっているので、インタビューでその話をしました。

Q:「アイツはもともと歴史学者じゃない」って言ってる人を見たのですが?
A:歴史修正主義ですねぇ。危ない人の可能性が高いので、近寄らない方がいい気がします。

● ネットで読める記事

よく寄稿するWebサービスの自分のページです。

文藝春秋電子版
 (たまにウェビナーもやります)
文春オンライン
 (『知性は死なない』を一部掲載)
新潮社考える人
 (『心を病んだらいけないの?』の番外編多数)
現代ビジネス
東洋経済オンライン
 (旧連載「歴史になる一歩手前」も)
Newsweek日本版
 (連載「歴史もたまには役に立つ」)
アゴラ
(本note の転載前に、多数オリジナル記事あり)

● 影響を受けた本

大学教員時代については中公新書、病気の時期については新潮社の依頼に応えた原稿で紹介しています。Webでは読めませんが、『週刊現代』のコーナー「わが人生最高の10冊」への寄稿は、『危機のいま古典をよむ』に再録しました。

● 解説を書いた本

・網野善彦『歴史を考えるヒント』新潮文庫①
・内藤湖南『支那論』文春学藝ライブラリー②
・小島毅『靖国史観』ちくま学芸文庫③
・加藤典洋『太宰と井伏』講談社文芸文庫
・佐藤卓己『「キング」の時代』岩波現代文庫
・大佛次郎『宗方姉妹』中公文庫
・江藤淳『妻と私・幼年時代』文春学藝ライブラリー

①~③は、拙著『荒れ野の六十年』にも再録。

● 寄稿している本

 (論文や書評)
・吉成直樹編『琉球弧・重なりあう歴史認識』森話社、2007
・村井章介・三谷博編『琉球からみた世界史』山川出版社、2011
・野上元・福間良明編『戦争社会学ブックガイド』創元社、2012
・大賀哲編『北東アジアの市民社会』国際書院、2013

 (対談や座談会)
・岡田斗司夫・FREEex『僕らの新しい道徳』朝日新聞出版、2013
・田原総一朗『日本を変える! 若手論客20の提言』潮出版社、2014
・河野有理編『近代日本政治思想史』ナカニシヤ出版、2014
・佐藤優『秩序なき時代の知性』ポプラ新書、2016
・別冊クライテリオン『「中華未来主義」との対決』ビジネス社、2021

私の単著に再録しているものは略しました。

● 取材されて出ている本

・琉球新報社・新垣毅編『沖縄の自己決定権』高文研、2015(p.124-126)
・小林哲夫『筑駒の研究』河出新書、2023(p.214・257-259)

● 帯や推薦文を書いた本

・大泉啓一郎『老いてゆくアジア』中公新書
・溝口雄三『〈中国思想〉再発見』左右社
・綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』平凡社
・福嶋亮大『らせん状想像力』新潮社
・斎藤環『「社会的うつ病」の治し方』新潮選書
・シリーズ「近代日本メディア議員列伝」創元社

フェア等に伴う一時的な帯(=入手難)が多いです。すみません。

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