ナルニア国物語~ライオンと魔女と衣装だんす~/C・S・ルイス

本作、映画化第一弾だったそうで、たしかに魔女との決戦シーンなんか見応えあるだろうなーと思いました。ただ、全体的にそこまで面白くなかったかな。とくにキャラクターがいまいちでした。敵も味方も単純すぎじゃないですかね。児童文学だからしょうがないのかもしれないけど。

今回のアスランがどうにも気に食わないんですよ。ルーシーとスーザンに自分が嬲り殺されるの見せたのなんでですかね?そのあと生き返れるの知ってただろうになんにも言わないし。何も知らない2人に無駄にショックを与えただけじゃない?ちょっとひどくない?

エドマンドは良かったです。theクソガキ。めっちゃリアルで腹立ちます。最後は「心正しきエドマンド王」と呼ばれるまでになるところも味わい深かった。

本作はシリーズで一番最初に出版されたようなので、これからどんどんブラッシュアップされていくのだろうか?次巻に期待。


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