見出し画像

【グロービス】営業力・コミュニケーション力・交渉力〜初級フレームワーク〜

1.ZOPAとBATNA

ZOPA:交渉が妥結する可能性がある範囲。(Zone of possible agreement)

BATNA:双方にとって、最も望ましいほかの選択肢(Best alternatibe to nagotiated agreement)

BATNAを考慮してZOPAを広げる。

相手:今はキャッシュが苦しいけれど、支払時期の相談をしたい。
自社:来年は低下、サンプルの提供などがあれば譲歩可能。

このようなBATNAを踏まえて、ZOPAを創出・拡大していくことが、交渉の基本。Win-winがあるはず。


2.アンカリング・フレーミング

アンカリング:状況を認識する情報を得る・与えること。情報や経験がアンカーになる。「認識されやすい情報(同郷など)」「単純化(3つで500円)」「過去の経験」などがアンカリングになる。

最初の条件を与えるのがアンカリング。最初の言い値を高く言ったほうが、逆のケースに比べて最終的な妥結学は高くなるという実験もある。(中国のお土産屋)

フレーミング:枠付け。特定の方向に見方が誘導されること。

アンカリングによって、フレーミングされる。

直前の修正も受け入れてくれる、というような仕事の仕方でアンカリングすると、ああやってくれるなあ、とフレーミングされる。


3.確証バイアス

自分の思い込みや願望を強化する情報ばかりに目が生き、そうでない情報は軽視してしまう傾向のこと。

バイアスとは、考え方の偏りのこと。

ひとは、自分にとって居心地のいい考え方にとどまっていたい生き物。

ステレオタイピング:「運動部にいました!」だけで判断してしまう。そういうふうに見えて、その逆の行動は目に入らない可能性が高くなる。

成功に対する思い込み:いい情報ばっかり拾い集めてしまう。

購入前後の自己正当化:自分の判断は間違っていなかったことを確認したがる。

確証バイアスに陥らないためには、情報の出どころに偏りがないかを意識すること、視点や視野が限定されていないか確認すること。率直な視点からアドバイスをくれる知人を持っておくこと。


4.ネゴシエーションスキル

相手のBATNA次第で、目標値とアンカーを変えていく。

自分にとってはいい条件でも、相手のBATNA(合意が成立しない場合の最善策)によっては、もっともっと、自分にとっていい条件に変えていくことができる。

相手の留保価値(飲める最低レベルの基準)を読んで、自分の目標値に近づける。そのためにアンカリングする。それが交渉の力学。


わりと普通だった。

これは、グロービスだからこそいい、という点があまりなかった。

会計のように、図表をアニメーションで表す!といったものが、この動画講義の圧倒的強みだと思うので、より効果効率なカリキュラムを選んでいこうと思う。


よんす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?