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22年の反省と、23年の意気込みと

遅れ馳せながら新年ということで、約1年ぶりに更新してみました。個人的な近況報告と2023年の目標についてです。

1. 近況報告

前回の投稿からの出来事を徒然なるままに。近況報告!

クラウドファンディング「For Good」 のメンバーと

①学生最後にケニア渡航

22年3月に大学院を卒業し、その直前に人生2度目のケニア渡航を実施しました。

マサイマラ国立保護区の入り口、オロロゲートにて
ゾウの群れ
ライオン!
朝起きて、放牧に同行
スタックしたランクル

渡航の理由は「アフリカで社会起業を本当にしたいのか、もう一度現地を見て自分の気持ちを確かめる」ため。「将来的にやりたい」と考えていることを頭の中で思い描くだけでなく、現地の様子を見てその空気感を味わいたいと思い、ケニアに渡航しました。

※社会起業家を目指すことにした経緯→前回の投稿

現地の方々へのヒアリング

結論からいうと、めちゃめちゃ渡航して良かったです。

「自分のやりたいと思っていたこと」と「現地の方々が求めていること」、「社会的・学問的観点から意義があると思われること」、各々が重なるポイントが想像以上に多くありました。あとは単純に現地での生活が刺激的で、毎日が楽しいのも想像通りでした。

朝ごはん(チャイ&チャパティ&パン)

早くまたケニアに行きたい!

クオリティはともかく、修士の研究もある程度はやりました。
将来的に博士号か2個目の修士も取りたい…

②ボーダレス・ジャパンに入社

4月からは「ボーダレス・ジャパン」という会社に入社しました。

「ソーシャルビジネスしかやらない会社」というキャッチフレーズの元、年間100名の社会起業家の創出を目指している、いい意味で変な会社です。ボーダレスジャパン内の事業部内で修業をさせてもらいつつ、将来的に自分のやりたい事業のスタートを目指す枠で入りました。

ボーダレスの新卒起業家プログラムのサイト↓

正直、働きはじめた頃は、学生時代の生活との違いに面食らいました。

「一人で進めるのではなく、チームで成果を産むことを考えること」、「平日の決まった時間に働き続けるための体調管理を重視すること」、「人の話をちゃんと聞くこと/そこに自分の意見を返すこと」「自分がやることに責任を持つこと」「限られた時間内で効率よく出す成果を出すよう常に考えること」「逆算して優先順位を決め、タスクをやり切ること」などなど…

正直なところ学生時代に軽視し、意図的に目をそむけて来た物事ばかりで、社会人になった当初はそれらを自分のウィークポイントとして直視せざるを得ない環境に戸惑い、多くの失敗をしつつ、そしてちょっとずつ克服しながら時間が過ぎました。

普通に社会人として頑張っている方々や、成果を出されている方々への尊敬の念が増し、「世の中って化け物みたいな人しかいないやん…」と思ったのを覚えています(今も思っています)。

上記の過程で多くの方々に迷惑をかけたので、今年は何かしらの形で少しずつ恩返していく一年にしたいです。

③「For Good」立ち上げ 

そのボーダレス・ジャパンで現在関わっているのが、クラウドファンディング「For Good」の事業作り、です。

5月にサービスを開始したクラウドファンディングで、掲載手数料0円で「ソーシャルグットなアクションをする人」を応援するプラットフォームになっています。

素晴らしいチームメンバーや関わってくださっている皆さんのおかげで、サービス開始から5ヶ月間で支援総額は1億円を超え、業界トップクラスの成長率を達成することができました

For Good の日々の業務の中で、事業を作る基礎だけでなく、一社会人としてちゃんと結果を出すというプロ意識(本当に成果を出せているかは別問題)や、社会起業家を目指す上での自分の人間の至らなさなど、多くのことを学ばせてもらっています。

また現在、主に現在クラファンをする方々の伴走(ページ作成や広報活動のアドバイスなど)を担当をしていますが、活動的な方々の話を聞けるのは本当に刺激的で、幸運な環境だと感じています。

22年を通しての個人的な反省としては、「For Goodでの学び」と「自分の目標」とを結びつける作業が足りなかった、ということです。本田圭佑がツイートしていたように、懸命に仕事をするだけでは、自分にとって意味を感じられる成長はできないと思うので、色々と頭も使いつつ23年は過ごしていきたいと思います。


2. 2023年の目標

というわけで、以下は23年に向けての抱負です。

①ケニアで事業をスタートする

一番の大きな目標は、ずっとやるやる詐欺をしている、ケニアでの事業をスタートさせ、最初の売上を立てることです。

「アフリカから自然と人間の共存に貢献する」をテーマに、やりたいことは沢山ありますが、まずはケニアの「ゾウと人間の軋轢: Human-elephant conflict」に取り組みたいと思っています。

ゾウによって壊れた電気柵

Human-Elephant Conflictとは農作物がゾウによって食べられたり、農地に入ってきたゾウを追い払おうとした地域住民がゾウに踏み殺されたり、逆にゾウが地域住民に銃殺されること、などを指します。農業を生業とする地域住民の現金収入が減少するだけでなく、絶滅が憂慮されているゾウの個体数減少の一因となっています。つまり自然と人間、どちらにも悪影響を及ぼす可能性があるわけです。

畑に残るゾウの足跡

細かい事業内容は年明けのボーダレスアカデミーなどに参加しつつ、詰めて行こうと思っています。


②クラファンに挑戦

そして、先述の事業を始めるためのアクションとして、人生初のクラファンを自社(For Good )のサイトを使ってやろうと思っています!

細かい内容はこれから詰めて行く感じになりますがおそらく春~初夏に欠けて実施する感じ予定です

③遊びにも目標を持って臨む

昨年は平日に全力で駆け抜け、土日は抜け殻みたいになって家に籠もる、みたいなことが何度もありました。

「結構もったいない…」と思っているので、今年からはきちんと仕事以外の部分にも自分の意思・目標を持ちつつ生活したいと思います。

具体的には
・これまで渡航したことがない2カ国に渡航
・行ったことがない県5つに行く
・スカイダイビングに初挑戦
・テニス・フットサル・カーリングの大会に出る
・ビジコンに複数参加する
・ジムで定期的に運動する
・本を50冊読む
・不定期のボードゲーム
などなどです。

22年は「仕事は仕事、遊びは遊び」と区別して、自分で自分を縛って肩肘を張り過ぎて無駄に疲弊していた、という感覚があります。23年は湧き上がってくる「自分はこう生きたい」という内的欲求に対して、日々のやることを当てはめていく感覚をもっと心掛けていきたい所存です(うまく言語化ができないけど、そういうことです)。

そして自分にとって、価値のある体験や蓄積を増やしていくだけでなく、目に見える成果を出す1年にします。

今年もよろしくお願いします!

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