【絵の話】カジサックのゴルフ動画で学んだ「得意距離をつくる」こと

2020.3.19.木 #243日目

今日は、カジサックさんのゴルフ動画を見て、学んだ「得意距離をつくる」という事の大事さについて話したいと思います。

(参考の動画はこちら
https://youtu.be/G11moqeYMKU)


あ、ゴルフの話ではありません。

皆さんも「得意距離」を自分の分野で置き換えておくと、自分の中で自信が出たり、基準値を持って、目標に立ち向かえると思うのです。

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まぁ、それがなかなかできないんで、失敗するんです。

例えば、僕の失敗から話します。
実は僕、絵描きを1年少しの間やっています。
ある日突然100円スケッチブックに100円の0.28mmペンを買って、無計画に絵の世界に飛び込んだ。
(*今から思うとそれも修行や練習になったとは思いますが)

当然、そのまま練習してA4サイズを得意とすればよかったのですが、描いていくうちに、
「絵は構図から考えるのも大事だなぁ」と気づきます。


A4サイズは、
いざ描くと意外と大きいんです。
つまりを、もう少し拡大して例え直します。

砂場の枠内で絵を描けないのに、いきなり『ナスカの地上絵』を描く。
そんな無謀な挑戦を毎回している感じでした。

A4サイズの絵で中途半端に挫折したことが幾度か出てきたのです。

「時間かけて『ナスカの地上絵』(A4の絵)を作ってたはずなのに、ナスカの地上絵どころか、ただの納得いかない広大なラクガキ(納得のいかない失敗策)やんか。ちくちょう。」

って、なり始めたんです。

1年の時間の中で、
砂場の枠内で絵を描く回数と、
ナスカの地上絵を描く回数は、
圧倒的に回数に差が出ると思います。


話を小さくして戻します。
ハガキサイズで絵を描く回数と、
A4やA3で絵を描く回数は、
圧倒的に構図を取る回数に差が出ます。


僕は、ハガキサイズで、
バランスを取る練習と、構図を気にして絵を描くようになりました。

A4サイズで作品を作るよりも、
ハイペースで構図を取ることができるし、同じ時間で何回も練習することができる。

試行錯誤の回数が増えると、
挑戦と改善の回数が増える。

当然、僕もまだ完璧ではないですが、
身体が少しずつ構図を覚え出すというわけです。


1番最初の話に戻してまとめましょう。

今回は、YouTubeのカジサックさんのゴルフ動画を見ていて「得意距離をつくる」ことの重要性を言語化しておこうと思いました。

ハガキ絵を得意としておくと、
そこを基準値に、
A4やA3の絵に挑戦できる。

構図の練習をしているから、
納得いく絵がかけることも増えるし、
当然、挫折もしにくくなる。

できるサイズで失敗と改善をすると、
自信と基準が備わってくる。

僕たちって、目標にフォーカスしすぎて、
『ナスカの地上絵』をいきなり描こうとしがちな生き物なんじゃないかというのが僕の見立てです。

それでは、僕みたいに挫折します。絵の分野でも、大事なのは、「得意距離をつくる」だと思います。


ナスカの地上絵を目標にするなら。

まずは、
ハガキや砂場という得意距離を作って、
構図の試行錯誤しましょう。


人間の人生は短いから、
ナスカの地上絵を描くには限りがある。

だから、今は夢中になって、
ハガキの絵を描こう。


この記事が、誰かの勇気ある挑戦の一歩に役立つことを願って。

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