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コトラーマーケティング4.0を簡単解説してみた

~概要~
・マーケティングって何?
・マーケティング4.0の内容
読了5分
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こんにちは、ぽんです。

今回はコトラーマーケティング4.0
についてお話します。



マーケティングって何?

まず、マーケティングとは何なのかという
お話をしなければいけないと思います。



マーケティングの定義は
AMA(米国マーケティング協会)
が最もしっくりきます。


ちなみに私は日本マーケティング
協会の定義は好きません。

マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・流通・交換するための活動、一連の制度、過程である。(AMAより引用)

つまり、商品が生まれて届くまでの
様々な活動がマーケティング
です。


ちょっと、面白話をします。

マーケティングとは
経済学から派生したものです。


経済学で「価格が安ければ商品が売れる」
という法則があります。

でもこの法則には前提条件があって、
「人は合理的な行動をする」
「市場に出ている商品は味も機能も何もかも同じ」
みたいな条件があるんですね。






いや、そんな世界あるわけないやろ!!


こう思った人たちが経済学から逃げて
マーケティングを作ったんですよね。
ちょっとした豆知識でした。


「マーケティング4.0の内容」

では早速、マーケティング4.0の
内容に入っていきます。

マーケティング4.0の前に3.0などあるのですが、
それはまた今度紹介しますね。

まず、大きなポイントは



新しい消費者が誕生したことです。



その消費者とはデジタルネイティブな層です。

デジタルネイティブとは、小さい時から
インターネットなどに触れてきた若者たちです。


これによって何が起きたか、

いつでも、どこでも、
インターネットとつながっている状態

つまり、






『接続性』が生まれました。



簡単に言ってしまえば、
SNSやamazonなどをすぐ見れる環境ができた、
それに順応しているということです。


これによって、企業側にとって、
顧客との交流のコストが低下し、
新市場の参入障壁が下がりました。


接続性がある世界は購買が

「いつでもどこでもできる」

環境があるということです。



しかし、顧客側にも問題はあります。

情報量は多くなったけれど、
決断のコントロールは
いまだ変わらない
ということです。


いわゆる、情報いっぱいで
どれを買ったらいいかわからない状態
です。


そうなった場合、消費者は
ある経路をたどります。




口コミをみるという行動です。
みなさんも経験あるのではないでしょうか?

最終的にどれを買うか迷ったとき、
レビューをみますよね。

つまり、最終決断に最も情報が集まった
集合知を見て、決断するのです。


そして、口コミというのは、一般人が
大半なのでマス広告よりも信頼性があります。
そんなこんなで消費者は口コミをとても
重視する人が増えていくということです。


「接続性」という言葉に立ち返りましょう。

接続性があれば、オフラインの実店舗は
いらないのではないかという疑問が出てきます。


この新しい消費者の厄介な部分は
接続性がある社会が好きだが、
実際の体験を重視しているということです。


つまり、
オフラインとオンラインの共存が
重要である
と言っています。

最近はOtoO(オンラインからオフラインへ)が
流行っていましたが、そんなの関係なく、
O&Oマーケティングが重要なんですよということです。

そしてそのオンラインとオフラインの共存には
カスタマージャーニーが欠かせないのですが、




ここからは様々な書籍で紹介されて
いるので割愛させていただきます。


実際読んでみて、とても面白かったのですが、
今認知が高い企業や有名な企業がどのように
やっていけばいいのかは書いてあるのですが、

ベンチャーなどの新しい企業がどうすれば
いいのかはあまり書いていない印象でした。

総じて、学びになる内容だったので、
とても満足しました。

皆さんも実際に読んでみてはいかがでしょうか?



終わり




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