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SNS依存と購買の関係~研究から紐解く依存の影響~

~概要~
・SNS依存とは
・SNS依存の影響

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こんにちは、ぽんです。
今回は『SNS依存が与える影響』
についてお話しします。

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「SNS依存とは」



みなさん、
SNSは何時間くらい使っていますか?




「SNS依存って時間の量でしょ?」




と考えているみなさん。

当たらずとも遠からずです。


SNSの使用時間はSNS依存に影響を与えますが、
それだけが依存を占めているわけではありません。


依存の定義は

「社会的に悪影響を及ぼすか」

で決まります。


具体的に言うと、
・SNSをやめようと思ってもやめられない
・SNSの利用を通して、現実世界を忘れようとする

などの抵抗や逃避という因子が含まれます。

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「SNS依存の影響」


私は研究にて、
SNS依存が与える消費者態度・意図への影響を
調査しました。

実際に正の影響があった項目は以下です。

・広告への態度
・口コミのエンゲージメント
・衝動買い
・購買意図

このようにSNS依存は消費者の行動をドライブ
させる要因があります。

では、なぜこのような闇のマーケティング研究
行ったのかについてお話しします。

今までの研究では関与度という
変数で調査がされていました。

関与度とは、「実際にSNSにどれだけ
時間や意識をコミットしているか」


のような変数などですが、
いわゆる関与度と依存は似た尺度であること。



そして、関与度よりも依存度の方が
SNS上にいる消費者を包括的に把握可能である
と思ったからです。

ここからが重要なのですが、
依存度で上限に近づくにつれ、
影響が負になっていくのでは無いのか

ということを考えたためでもあります。


先行研究で、SNSの使用時間とQOLの散布図を
作成した際に一定のスコアを超えると
QOLが格段に下がる
ことが証明されていました。

こんなことがあって、研究をしたのですが、
期待していた結果は出ず、依存度が上がれば
購買意図も上がるという結果が出てしまいました。


これからのSNSは依存と非依存を点数で分け、
マーケティング活動などをできるようにすることが
求められて欲しいなぁと思ったのです。


終わり

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