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★ リラックスしてパフォーマンスを高める極意:高望みはやめよう理論

氣樂に手を付けられて、しかも結果がよい、・・・・何事につけ、いつもそうなら素晴らしいではありませんか!

薬師寺で43年間修行を続けできたという大谷徹奘(おおたに てつじょう)氏の講話を聴く機会がありました。2023年12月のことでした。

仏教用語をあえて使わず、それでいて仏教の教義をベースにした法話ということでした。

話の中心は、次の3点セットでした。
① 下手からはじめよう
② 高望みはやめよう
③ 少しずつ上手になろう

これは反対の流れもあって、
① 少しずつ上手になるには、
② 高望みはやめて、
③ 下手からはじめるといい

これが仏教の教えの精髄なのだということでした(私の勝手な解釈かも知れませんが。)

これを聴いたとき、心に響くものがあって、それ以来、「この高望みはやめよう」を反芻しています。

例によって、実際生活のうえで、実験・検証を重ねています。

最初に、「ああこういうことか!」と思ったのは、風の強い日のゴルフのときでした。

アプローチで「ぴったり寄せよう」と張りつめていましたが、「高望みはやめよう」を思い出し、「この土手を超せばいいや」と思い直すと、肩の力が抜け、サッサとプレーし、結果として、思い描いたとおりの弾道でピンそばに止まりました。

やることは何も変わらないのですが、「高望みはやめよう」と思うと、結果を氣にせず力を抜いて伸び伸びと、そして迷うことなく身体が動かせるようになった感覚です。

高望みをやめるといつも結果がよくなる、などということはないでしょう。

しかし、少なくとも、無駄な緊張をすることなく、迷いやプレッシャーをさほど感じることもなく、いわゆる平常心に近い心持ちで事に臨めるようになることは確かなようです。

他にも、様々面白い実験結果が出て来ておりますので、順次、アップいたします。

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