インナーチャイルドもインナーペアレントも、過去の記憶で、リアルには存在しません。

脳内の小さかった頃の私と、脳内のお母さんやお父さん

前回の記事で私のインナーチャイルドちゃんについ書きましたが、私のチャイルドちゃんは、お母さんに褒めて欲しかったんです。

『すごいね〜』

って言って欲しかったんです。


で、それが潜在意識下にひっそりと居続けているので、大人になった私の原動力は…

『すごいね〜』

って言われること。

すごいね〜！って言われたくて、めちゃめちゃ頑張るっ！

でも、周りからどれだけ『すごいね〜』って言われても、
『いや、まだまだ〜！もっともっと！』
と、手を変え、品を変え、すごいね〜と言われる事を探して、やり続けます。

自分では無意識なんだけど、潜在意識下の私のインナーチャイルドちゃんが母親に『すごいね〜』と言われたくてやってること。

今現在、私の母親は82歳

もう、高齢なので色々な記憶が曖昧にもなっていますが、私が逢いにいくと

すごいね〜
よく頑張ってるね〜
女優さんみたいに綺麗だよ

って(^^)笑

小さかった頃言って欲しかった事、全部言ってくれてるのに、何にも心に響かないし、変な感じ。

もちろん嬉しいけど。

私はリアル母に褒めて欲しいのではなくて、脳内母に褒めてもらいたくて、頑張っていたのです。

過去の事

それを今リアルの現実でいくら頑張っても、手に入らないんです。

だから、過去の小さかった頃の私に、今の大人の私が寄り添って…
その時母から言って欲しかった事をたくさん言ってあげました。

そんな事を何度も何度も繰り返して、あの頃蓋をしてしまった
寂しさ、悲しさ、怒り、惨めさ…

たくさんの未完了の感情を感じきっていきました。


私が欲しくて欲しくて仕方なくて、一生懸命がんばって外に求めていた
幸せも、
豊かさも、
平和も、
安心も、
愛も、

全部私の中にあったんだ、と気づく事ができました。

いくら頑張っても思うような現実にならない
いつもなんだか不安、寂しい

そんな時は、自分の中のインナーチャイルドちゃんと向き合ってみる時かもしれません。