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グラデーション

私にとって音楽はトモダチ、だと思う。
『友達』でも『ともだち』でもなく『トモダチ』、なのだ。
何言ってるかわからないと思うけど感覚的なこと。遠い外国に住むトモダチみたいな。程よい距離感を保ちつつも常に心の支えとなる。私と音楽の記憶はいつまでも変わることなくそこにある。懐かしくて、恋しいのだ。

そして、私はバンドが好きだ。前回BTSを好きだと告白しておいて、全然違うじゃねーかと思うでしょ。BTSはなんというか、私的には別格なので置いておいてほしい。

バンドっていい。
これに関しては私の語彙力では上手く説明できないけれど、かっこいいと思うのだ。それぞれ違う楽器で1つの曲を演奏する。そしてそこにボーカルがのっかる。魔法じゃん、って思う。

そして、あともう1つ。これは絶対言わせて下さい。
私は音楽を聴く時、歌詞をしっかり見る人間だ。しっかり見て、しっかり理解したい。昔はCDラジカセ(懐かしいね)の前に正座して歌詞カードをそれはもう大切に眺めたものだ。アーティストによって歌詞の雰囲気って本当に様々なのだ。ストレートに歌う歌詞もあれば、文学的なもの、もはやどんだけ読んでもよくわからない歌詞も正直ある。私にとって歌詞は本を読むのと同じくらいの重さがある。年を重ねるにつれそれがより強くなっている気がする。

と、いうか音楽と私の話はいいのだ。
今日はそれが伝えたいんじゃない。

ここからが本題である。
私には最近心に響きまくっている歌詞がある。


SUPER BEAVERの「グラデーション」だ。

これがもう、素晴らしい歌詞なのだ。
すんばらしい。

人って常に人間関係にさらされている。いやでも人との関わりなくしては自分はありえない。ものすごく腹立つことがあったり、自分の未熟さ故傷つけてしまった人がきっといる。言いたくはなかったけど口走ってしまったこともある。腹が立ったかと思えば次の日には笑って話してどれが本当の自分なんだかわからなくなる。でも、どの気持ちも本当なの。腹が立った気持ちも悔しいと感じた気持ちも、好きも嫌いも、何もかも。ひとつの感情だけが全てではないし、ひとつの感情だけで相手の全てが嫌いになったり好きになったりするわけではない。ひとつの感情の中にいくつもの「つもり」があると思う。

結局のところ、私は出会った人たちとずっと仲良くしたいし良い関係を築きたいだけなのだ。

「ありがとう」の中に「ごめんね」を込めたりする。
「ごめんね」の中に「ありがとう」を込めることもある。

本当だけど曖昧な気持ちの裏には、相手を思う気持ちが必ずあって欲しい。
自分自身がそうでありたい、と思う。

人間関係に悩んでた時にこの歌詞に出会えたのは救いだった。もやもやした私の心に「素直になれ」と教えてくれた。「あきらめるな」「強くなれ」とも教えてくれたような気がする。とにかく、本当に素晴らしい歌詞だと思った。

めちゃくちゃ遅いけどこの「グラデーション」という曲に出会ってSUPER BEAVERの魅力にどっぷりハマってしまっている。断言するけど歌詞がとにかく全部いい。全部、いいです。

今後もSUPER BEAVERの音楽と私についてこちらで紹介出来たらと思っています。


ありがとう、SUPER BEAVER!
ありがとう、音楽!
ありがとう、みんな!

拳をつき上げたくなる音楽って、最高だ。


まとまらない文章だけどここまで読んでくれてありがとうございました。

またトップ画には素敵なグラデーションを描かれていたhoho8888さんのイラストをお借りいたしました。ありがとうございます。

やさい





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