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宇宙飛行士を目指して⑥ 宇宙産業の今と、必要なスキルの習得

情報収集

日本人宇宙飛行士の月面ミッション予定?

 JAXAによると、2029年に予定している月面への有人与圧ローバー輸送時に日本人宇宙飛行士を送りたい意向があるようです。
*月・ポストISSを見据えた無人・有人宇宙探査の在り方について p9より
toyotaあたりの日本企業がローバー開発で有望視されているのでしょうか?ローバー開発界隈を調べると面白そうです。

日本の宇宙ベンチャー ispace

 株式会社ispaceが主導する月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション1は、日本の民間企業として初めて月面へランダー(着陸機)を着陸させるミッションです。このミッション1では7個のペイロードを月面に届けるもので、その中には日本の企業が開発したプロダクト以外にも、UAEの探査ローバーやカナダのフライトコンピュータなども含まれているようです。ISSでのNASAとROSCOSMOSの共同作業もでしたが、宇宙開発においては地球上よりも国際協力ができているようです。

ispace「HAKUTO-R」ミッション1のマイルストーンを示した図(Credit: ispace)

 このミッション1はすでに昨年末にスペースXのファルコン9により打ち上げが成功し、2023年4月の月面着陸に向けて進んでいるようです。


再利用可能なカプセル型宇宙船の開発をすすめる
The Exploration Company

 同社は地球低軌道の宇宙ステーションへ物資や実験機器などを輸送することを目的とした、再利用可能なカプセル型宇宙船「Nyx(ニュクス)」の開発を進めています。また、将来的には宇宙飛行士が乗り込む有人型宇宙船の開発も視野に入れています。

 ちなみに、地球低軌道に輸送するカプセル型宇宙船は数億ドルのコストがかかるそうです。これが再利用となると宇宙開発プロジェクトの加速に大きな貢献となること間違い無いでしょう。そして宇宙産業における衝撃的な"再利用"といえば、やはりスペースXのブースターでしょう。動画で見たことある人もいるかもしれませんが、大気圏外から戻ってくるのです。すでに同じブースターを10回利用しています。
こちらにローンチ後にランディングするブースターの動画がありますので、ぜひ見てください。*巻き戻しではありません

 これまでの他の産業と同様に、宇宙産業のプレイヤーたちが技術向上によりコストを削減することで、参入障壁が下がりプレイヤーが増え、より角度の高い成長曲線を宇宙産業は描いていくことでしょう。未来が楽しみです!

 

テクノロジー系知識・技術の習得

 
 先週ChatGPTから教えてもらった無料オンライン学習プラットフォームMOOCsには、様々なサービスがあることがわかりました。

  • Coursera
    スタンフォード大学やプリンストン大学、東京大学など世界最高基準の大学が講義を提供しているプラットフォーム。日本語字幕あり

  • edX
    ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、カルフォルニア大学バークレー校や京都大学なども参加。

  • Udacity
    コンピュータサイエンスの分野に特化したMOOCsのプラットフォーム。

  • gacco
    日本最大級のオンライン動画学習サービス

  • JMOOC
    修了証の取得まで無料で受講可能

  • Codecademy
    プログラミング学習に特化したMOOCsプラットフォーム。HTMLやJavaScript、CSSなどの主言語が学べる。

  • MOOEC
    英語学習に特化しているオーストラリア発のプラットフォーム。

 まずは宇宙飛行士に必要なスキルで自分が最も持っていないコンピュータサイエンスから手をつけることにしました。これからの宇宙開発を考えると今まで以上にこの分野のスキルは必須になることも想定できますし、ビジネスにおいても必要なスキルなので学ぶべきでしょう。
こちらの2講座を始めてみました。

courseraより
gaccoより


1週間を終えて


 この取り組みを始めて1ヶ月経過しました。自分の変化としては、月や星を見るとワクワクするようになったこと、それと仕事への集中度も増したように感じます。自分でも予想していたことですが、昔から複数のことを同時進行した方が、飽きが来ないせいか集中度が増す傾向があります。このまま自分のやりたいこと全て継続していきたいところです。
 
 また、宇宙産業もこれまでの産業の進歩と同じように、技術発展がコストを下げ、さらに試行回数が増加し、それがさらなる技術発展を生むといサイクルに入ってきていると認識できました。
やはり人間の好奇心と向上心は面白い。

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