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ワシエイ星雲 : The Eagle Ray Nebula


https://apod.nasa.gov/apod/ap231127.html

宇宙空間をワシエイが泳いでいる。と言われると、なるほどと思う。
SH2-63,LBN86としてカタログに載っている、ワシエイ星雲。

Sh2:Sharpless catalog シャープレスカタログ
アメリカの天文学者スチュワート・シャープレス(Stewart Sharpless, 1926~2013)が、パロマ天文台スカイサーベイ(Palomar Observatory Sky Survey, POSS)で得られたデータから銀河系内のHII領域を調査し、登録したカタログです。
1953年に142の星雲が記載された初版(Sh1)が出版され、1959年にSh1収載のものをを含む313の星雲が記載された、最終版である第2版(Sh2)が出版されました。

https://hpn.hatenablog.com/entry/2019/02/18/202912


LBN(Lynds' catalog of Bright Nebula)
1965年、アメリカの天文学者ビバリー・リンズ(Beverly Turner Lynds, 1929~)がパロマー天文台スカイサーベイ(Palomar Observatory Sky Survey, POSS)のデータを基にまとめた星雲のカタログです。カタログには銀河系内の超新星残骸や反射星雲、HII領域など、1125個の天体が収載されています。

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この星雲は、ガスと塵で構成されていて、星間塵が背後の星の可視光をブロックするため赤みがかった色、この場合は、薄茶色に見えている。

暗黒星雲の塵は通常、炭素、珪素、酸素のサブミリメートルの塊で構成されており、多くの場合、凍結した一酸化炭素と窒素で覆われています 。

暗黒星雲は、比較的大量の水素分子とより大きな分子も含むため、分子雲としても知られている。


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