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雄大な島宇宙:NGC 1365


https://apod.nasa.gov/apod/ap240201.html

NGC 1365とカタログされている、この銀河は大きさが200,000光年あり、フォルナックス( ラテン語で かまどを意味する)銀河に属し、地球から約6000万光年の位置にある。

見ての通り、棒渦巻銀河で絡み合う腕がダイナミックだ。
腕にはピンクに見える新しい星形成領域が大々的に存在しているのがわかる。

また、腕の青い部分は、若い星が多数存在していることを示している。

銀河の核を横切るように、茶色の部分(暗い)が存在し、これは核を取り囲む膨大なチリが存在することを示している。

かように、この銀河は、我が天の川銀河の隣のアンドロメダ銀河と同じ程度の大きさを持ちながら、とても活発な銀河だということがわかる。

天文学者は、この銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在していると考えている。

天文学者たちは、NGC1365の顕著な棒が銀河の進化において重要な役割を果たしており、ガスと塵を星形成の大渦に引き込み、最終的に中心ブラックホールに物質を送り込んでいると考えている。

それにしても、ダイナミックな銀河だ。


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