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モルディブの夜の宝石


https://apod.nasa.gov/apod/ap220328.html

モルディブのマディバルという島の夜空。
画像中央上方に見える菱形の四つの星が、南十字星(みなみじゅうじ座)。
一番下、島に近いところに青く光るのが、みなみじゅうじ座α星。以下都会周りに、β、γ、δ星と続く。

星座の一番明るい星をα星といい、以下、β、γ、δ、と順にギリシャ文字で表すことになっている。

ちなみに、みなみじゅうじ座のそれぞれの星の名前は、
α星:アクルックス (Acrux) は、全天21の1等星の1つ
β星:ミモザ (Mimosa) は、全天21の1等星の1つ
γ星:ガクルックス (Gacrux)十字を構成する他の星(α星、β星、δ星)と異なり唯一赤色の恒星。画面では黄色に見える。
δ星:Imai

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%98%E5%BA%A7

α星とγ星の間隔を、α星に向け約4.5倍すると、だいたい天の南極に到達する。つまり、黄色い星から、真下の青い星を結ぶ線を4.5倍する。
南天には、北極星のように、天の南極を示す星がないので、昔の船乗りは、こうやって南の方角を知った。

https://plus.chunichi.co.jp/blog/asada/article/282/3726/

画面の一番左に輝くのは、アルファケンタウリ。
ケンタウルス座α星。
地球から一番近くにある恒星で地球から、4.3光年の位置にある。
その右上にあるのが、ベータケンタウリ。

南十字星のα星のすぐ左に見える、暗い領域は、コールサック(石炭袋)と呼ばれる、暗黒星雲。

右端の、赤い雲に見えるのが、カリーナ星雲
銀河系で最大の星形成領域の1つで、7,500光年の距離にあり、大きさは300光年に及ぶ。

https://apod.nasa.gov/apod/ap200215.html


ここには、超新星爆発の跡とか、いろいろ興味深いものが沢山ある。
そのうち、取り上げてみたい。


今までの説明は、下記アノテーション入り画像参照。

https://apod.nasa.gov/apod/ap220328.html


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