見出し画像

技術系学生からコンサルティング業界に入った感想云々

就活生時代にシンクタンク系コンサルティング企業について記事を書いておりました。

久々に見返してみて、そういえば某コンサルティング企業に就職して数年経ってどうなんだろうと思い、記事にしてみたいと思います。

1.私のコンサルティング企業分析は当たっていたのか

結論を言うと、改めて私の就活時代の記事を読んで、当たっているし、よく調べていると思うが、実態はどうなんだろうという感じがします。
(こう書くと、そりゃ自己振り返りなんだから、甘く書いているだろうという批判はあると思いますが。。。)
ネット情報やOB訪問などの成果が私の就活時代のコンサルティング企業分析につまっていますが、やはり実態はその会社に入ってみないと分からないんだろうなと思います。

私もプロポーザルなどでコンサルティング企業分析に掲載しているコンサルティング企業と競争することがありますが、提案書の中身やプレゼンテーションまでは知ることができないので、どのような強みをもって提案しているのかは不明です。

一方で、結果的に見れば、受託している案件の傾向はあります。シンクタンク系コンサルティング企業や外資系コンサルティング企業が中央省庁の案件を受託していますが、省庁によって濃淡はあります。加えて、最近は地方自治体まで手を伸ばしており、特にデジタルや環境(脱炭素、新エネルギーなど)は外資系コンサルティング企業が強い印象があります。非常に低い価格で入札などする事例もあり、各社力を入れて営業していることが実感としてあります。

2.学生時代の思い描いていたコンサルタントと今の立場

就活時代と今も一致すること

記事を書いた当初思い描いていたコンサル像というのは、社会課題や企業の課題を解決していくために知恵を絞り、時には外部の企業や有識者に頼りながらプロジェクトを進めていく姿を思い描いていました。

そのためには、自分自身スキルアップや知識を蓄えていく必要があるのは就活時代にも認識していましたし、現在も頑張って多方面の勉強をしております。

そして、それを実現するためには、想いというのが必要であることも実感しています。どうしても人が成果を作り出す産業(?)なので、労働時間が長くなりがちです。それでも、仕事をしたいというのは、そこにかける想いがあるためだと思っています。私の周りの人も何かしらの想いがあるから続けている人が多いです。

就活時代と今で異なること

今でも働きながら課題解決に貢献したい、自分自身磨いていきたいに思いますし、そうあるべきであるのですが、一方で、飯を食っていくと言う点は学生時代にあまり意識できていなかったなと振り返ると感じます。

企業にしても公共にしても現在は案件が色々ある時代であると感じるとともに、コンペティター(競争相手)が多いのも事実です。その中で勝ち抜いていくためには常に新しいテーマを追い続けなければなりません。そして、それを理解してもらうということが大事になると痛感しています。

コンペティターに勝つためには、一歩でも先のテーマを開拓し、そのパイオニアになれば実績を他より積むことができて有利になります。しかし、そのテーマが世間的に理解が得られないと、必要性が認識されず、お金になりません。コンサルでよく言われる付加価値というのはそこにあると思います。我々コンサルタントがどれほどやるべしと言っても、それを求められていなければ、それ即ち価値では無いのです。

私はまだ本格的に営業しているわけではないですが、いずれテーマを開拓していかなければならないと感じています。

3.最後に

世の中にはコンサルティング業界について書いた記事や動画がたくさんあると思います。私も就活生の人とたまに話をすることもありますが、コンサルティング企業やコンサルタントとはそもそもどんなことをしているのですかという質問が多いです。それだけ実態が分かりにくい業界であると感じます。

この記事は非常に抽象的なものになってしまい申し訳ないですが、以前書いた記事を補完する形でみてもらえれば良いかと思います。

また就職活動に関する記事も書きますので、ぜひ見ていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?