東京の冬が好き
東京の冬はよい。
銀杏の葉が色づく頃になると、どこまでも青い空に映える黄色を見上げて、毎年そう思います。東北で生まれ育ち、冬と言えば曇天と雪だった私にとっては、東京の快晴ばかりの冬にそりゃあ栄えるよな、敵わないなぁと毎年しみじみ思ってしまいます。地元の冬は、ちょっと出かけるにも雪かきとノロノロ運転で夏の倍は時間がかかっていたもの。サッとコートを羽織ってスニーカーで出かける東京の冬は活動量が全然違う。
11月最後の週末はよく晴れて、でも北風がびゅうびゅうで「ああ、もう冬だなぁ」と思う休日でした。相変わらず近所で過ごしたわが家。子どもたちを公園に連れていき、汗だくになって遊ぶ3人を横目に、ダウンジャケット着てくればよかったーと後悔。せめて日向へと移動するとぽかぽか暖かく、太陽の輻射熱のありがたみを肌で感じます。
自宅に帰ると、外とは打って変わって暖かい。わが家のリビングは一面南に面しており、さんさんと光が入ります。晴れた冬は窓さえ開けなければかなり暖かいのです。冬場は暖房をつけることは滅多にありません。これまた地元の冬とは大違い。毎日ストーブのタンクに灯油を補充する母の背中を思い出し、あの家事は大変だよなぁ、子どもの頃もっと手伝いすればよかったなと今さらながら後悔します。東京で過ごす冬は、家事もらくちん。
来週はそんな東京に、3時間かけて父と母がやってきます。2人とも冬の気候のよさに驚くことでしょう。いや、ぜひとも驚いてもらいたい。今は東京が快晴になることをただただ祈るばかり。
来週は、7歳長女と5歳長男の七五三。2年ぶりに家族が集まります。
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