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玄米を炊く前にすること。


季節に寄り添ったご飯を提供する、プラントベースの"よりどころ"店主のyoriです。
よりどころのご飯はマクロビオティックのお料理です。

私は当時の呼び方で、"リマ・クッキングスクール"にてマクロビオティックについて学び、インストラクターとなり、スクールで教えたり、取扱店で講座をしたり、レシピの開発もしていました。

スクールでまず教わった、あるいは教えるのは、玄米の炊き方ですが、玄米を炊く前にすることが"籾(もみ)より"です。

【玄米を少量ずつ取り、籾殻や黒ずんだもの、小石などを取り除く事。】

黒ずんだ米なども取り除く

スクールに通っていた時は、授業の前に、早く来た生徒で当日炊く玄米の籾よりをやったものです。

籾殻や揉みが取れてない米
籾よりした玄米

現在、市販されている玄米にはほとんど籾がらなど混じっていないので、特に籾よりしなくても良いのです。
ですが、田舎で作られた玄米の場合は、結構な割合で籾がらが入っている事が多いので、籾よりをしています。
この写真の玄米は母の実家で作られたものです。

精米された白米では必要の無い作業で、玄米って面倒くさいな…と思われるかも知れませんが、ある種瞑想に近い作業で、なんとなく気持ちが落ち着くのです。

そして籾よりをした後の玄米は、なんとなくスッキリとしてちょっと輝いて見えるのでした。

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