こういうの、自画自賛っていうんだっけ

とてもこわい夢と、
とてもしあわせな夢を見た。
夢の続きをみたくて、
こわい夢をかき消すように、
しあわせな夢をまだ見たくて
意識が戻りそうになっても
あわてて二度寝三度寝を
繰り返した。
それをあきらめた頃、
それはそれは
びっくりするような時間になってて。
それはそれはもう、
あわてふためきまくったとき。
カーテンから射し込んだ朝陽が
キレイすぎて泣きそうになった。

こんな日は、お茶を淹れよう。

「今の自分を、過去の自分に自慢できる?」
なんて、どっかの意識高い系が聞きそうなことだけれど。
私は一生出来ない気がしてる。
太宰治よろしく、私、死ぬ時はこれを言うって
決めていることがある。
「思えば、恥の多い人生でした」と。
ゴールが恥なので、いまの私は恥。
過去の私も、未来の私も恥。
毎日毎日が、恥。
悲観的なわけでも、
卑屈になってるわけでもなくて。

なんていうのか。

恥をこわがって、たのしめない。
のであれば、私は人様に
恥をかいてもいい。

将来、こどもに笑われたって
本望というものかもしれない。

腹をくくると、案外、
楽しめちゃったりするもので。
自分を楽しめちゃうんじゃないかな。

「思えば、恥の多い人生でした。
ですが、じぶんというものを
たくさん堪能させてもらいました」

今日も、お茶が美味しい。

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