旅行のメモリ…思い出して描く

その① 出発
　岐阜個展、京都二人展で出し切ったので、インプットの旅に出ることにする。ミチル氏に倣い絵日記は無理だが、メモリとして旅日記を記す。主たる目的地は、広島、因島、津山なので、自由度を重視して車で出かける。
　展覧会でG-Funなるアルミフレームを扱ったら、改めて車中泊への興味が沸き、その思想で床面フラットを存り合わせの素材でDIY。
　夜中に岐阜を発つ。
　岡山迄車、そこから鉄道という作戦。ひたすら西へ。
　妻と交代で真夜中ドライブ。この時間帯、家内の方が自分よりも運転は得意らしい。
　早速簡易ベッドに横たわってみる。
床をフラットにするだけで、随分と楽。闇の中を高速で移動する。
　それにしても…これって車中泊か？そもそも安全なのか？耳にやたらゴツゴツ音が響く。これは人として移動しているのか、それともモノとして運ばれているのか。モノが運ばれるときはこんな気持ちなのか、これは棺桶なのか？棺桶の中の人はこんな気持ちで運ばれるのか？暗闇の中、高速で移動する魂。

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