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パニック障害の症状を和らげる


私がパニック障害になって本当に大変な思いをしました。

私の場合は、病院の薬は一時的に落ち着かせるだけでした。

病院の先生も数分間、私の話を聞いて薬を増やす減らすか結構簡単に判断するんだな。。って思ってちょっと不安に思った事もありました。

パニック障害の独自の治療

『電車の場合』

電車にパニッック障害で電車が苦手という方がとても多いと思います。

私もとても苦労しました。常に頓服薬と水を持ち歩きいつでも飲めるようにしていました。

誰か一緒に乗ってくれる人がいれば、少し心強いんですけど一人で乗る場合はこんな事をしていました。

1、音楽を聴く、メールをする。

2、自分の手をつねる、痛みを感じで呼吸から気をそらす。

3、手の先や、足のつま先の体温を意識して感じてみる。

4、最悪電車を降りてもいいと考える。どうしてもダメなら、タクシーを使ってもいいと考える。(新幹線の時がとても冷や汗ものでした。。ここはなかなか克服に時間がかかりました。)

映画館の場合

1、出口をきちんと把握しておく。なにかあったら、いつでも出ていけると考える。

2、コーヒーを飲まない。カフェインはドキドキする気がしたのでさけていました。

3、緊張ししてきたら、吐く息を長めにする。鼻から息をすって、口から長めに息を吐き出す。深呼吸です。


『食べ物編』

ストレスに良い食べ物を色々と調べて、食べるようにしていました。

バナナ、トマトはセロトニンの働きを良くしてくれるそうです。

他にはセロリ、柑橘類の食べ物が精神を落ち着かせてくれます。

なるべくお菓子や、糖などはさけて主に日本食を意識して食べるようにしました。

GABAがストレスに良いそうです。発芽玄米のはGABAが多く含まれているそうです。私は今は発芽玄米を食べています。


『テレビ編・ネット編』

テレビやネットには嫌なニュースや、暴力的な内容のドラマなどが流れています。私はそれらを一切見るのを辞めました。綺麗な映像や、自然なリラクゼーション音楽を聞いたりしていました。雨の音や、森のせせらぎなども良いそうです。

『生活編』

無理は一切しない。寝たかったら、とことん寝て、引きこもりたかったらとことん引きこもる。気づいたんですけど、世の中には意外といい加減に生きてる人って多いんです。人生長いので、何もしない時期があってもいいんだと思いきって考えました。

外に出る事はしたくないし、天気のいい時は窓を開けて、日光を少しでも浴びたりしました。


*人の言葉に傷ついた事

パニック障害になって色々な人に支えられて、私は元気になる事が出来ました。

でも、とても傷ついた事もありました。

*とても良く心配してくれた会社の人に、何気ない会話の中で『私は子供がいるから鬱になっている暇はない』と言われた事がとても傷つきました。私はパニック障害になって分かったんですけど、この病気って暇な人がなるんじゃないんです。頑張り過ぎた人がなるんです。そして、鬱も決して怠け者がなる病気では無いんです。頑張り過ぎるから、脳が強制的にシャットダウンしちゃった感じだとおもいました。

*叔母に言われた一言もとても傷つきました。『イチゴちゃんはもっと強い子だと思っていた』パニック症は弱いからかかる病気では無いんです。もっと頑張れみたいな感じでお尻を叩く励ました言葉のつもりだったのかもしれませんが、やっぱり、こういう病気ってなった事が無い人って、全く理解出来ないんだろうな。。とちょっとがっかりしました。

*家にいてばかりいたら、やたら外に出る事を進めてきたり、誘ってきてくれた人もいたんですけど、そういうことじゃないんだよな。。と困った事もありました。

もし、近しい人にパニック障害の人が居たら、程よい距離間で焦らずゆっくり寄り添って下さい。

パニック障害の甘え』

パニック障害になってから、3ヶ月位だったと思うんですけど、もう無理しなくていいやって思って本当にダラダラしてる事を肯定しだしてたんです。

通院の日に病院の先生に私が「前は絶対になにがなんでも仕事に行かないと行けないと思っていたけど、もう、なんだか仕事もこのまま行かなくてもいいかな・・って思えてきた」って言ったんです。

そしたら先生が「人間は楽な方に流れる性質があるから、そう考えるのも良くない」ってきっぱり言われたんです。私はとてもハッとしました。

ほんとその通りだと思いました。

また、自分が極端な考えになっていました。

この後も色々と紆余曲折があったんですけど、少しずつ回復方向に向かうことができました。









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