よる子

宝箱みたいなゴミ箱みたいなそんなところ。 日記、エッセイ、小説。26歳。

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はじめまして。

はじめまして、よる子です。 noteを使うのはこれが初めてになります。 なので、軽く自己紹介をしたいと思います。 京都府在住、1996年生まれ、女、双極性障害、以上です。取り立てて説明することはありませんので、これで終わりです。 あとニートだったりニートじゃなかったり。 ここには小説、エッセイ、過去の思い出話、日々の中で思ったこと感じたことなど色々と書いていきたいと思っています。 よろしくお願いします。

    • 【エッセイ】"普通"

      "普通"っていう言葉が嫌いな人がいる。 "普通"って言われるのが嫌いな人がいる。 "普通"っていう言葉に縛られて動けない人がいる。 生きたいように生きよう、やりたいことをやろう、好きなことを好きでいよう。この多様性の時代に"普通"って言葉はちょっと不釣り合いだ。世間一般の過半数の意見である"普通"に従って生きるのは、なにより、つらい。"普通"とずれてる私が言うんだから間違いないし、私以上に"普通"とずれてる人の気持ちなんて計り知れない。 "普通"っていうのは呪いだ。人が人

      • 【短編小説】微熱屋

        こんにちは。 坊っちゃん文学賞に応募した作品です。3529文字です。 ✂―――――――――――――――✂ 微熱屋  しゃぼん玉みたいに浮いて、泡みたいに弾けられたらいいのに。そうしてわたしは消えてしまいたかった。これはか弱い少女による空想などではなく、二十歳もとうに過ぎた独身女の切実な願いだ。  手の中で持て余している缶ビールの中身はフローリングに滴り落ちる。わたしはビールが飲めない。これはどうにも苦くてかなわない。灯りがついていない部屋は月明りがないせいで余計に闇が濃

        • 【エッセイ】恋がしたかった

          恋がしたかった。 まえに別の記事で書いたかもしれないし、書いてないかもしれない。確認するのがめんどうくさくて申し訳ない。なのでいちから書くね。 わたしは中学生あたりからずっと自分はレズビアンだと思ってた。女の子相手なら恋愛ができると思ってた。それにセックスだって興味があった。 実際大学生のころTwitterで知り合った同い年の女の子に恋をしたことがある。ふられちゃたけど、でもあれはたぶんあの子に恋をしていたんじゃなくて、恋に恋していたんだと思う。多くの中高生の女の子がする

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          【日記】としあけた

          年、明けたなぁ。 しばらくnote書いてなかったから、書き方忘れちゃったな。 今日のトピックスは、〈去年の振り返り〉〈今年の抱負〉の二本立てです。 それではいこう。 〈去年の振り返り〉 あんまり去年なにしたかって覚えてないんだよな……。 "普通の人生"をあきらめたこととかパソコンゲットしたことは覚えてる。 あと在宅の文章書く仕事を細々始めたこと。 でもな~昨日、12/31に親友と淡路島行ったから、最高の年末になった。 マジで記憶が揮発して覚えてないから振り返りはこんなもん

          【日記】としあけた

          【SS小説】永遠をあなたと歩くために

          こんにちは。 百合かな?気が向くままに書きました。 2404文字です。 ✂―――――――――――――――✂ 永遠をあなたと歩くために  あたしと会ってくれなくなったら、死んでやるからね。  わたしと旦那の結婚式の日、すてきな笑顔でわたしを脅していた幼馴染は、先日死んだ。  わたしが旦那と知り合ったのは実家の家業であるしがない文具屋だった。お駄賃目当てによく店番を買って出ていたわたしは、少ない客のなかに旦那を見つけた。ふたり、さんにん、多くてしちにん。一日にそれくらい来店

          【SS小説】永遠をあなたと歩くために

          【エッセイ】なりたいがたくさん

          小中高生のころ、洋服にまったく興味がなかった。というより自分に似合うような洋服はないと思っていた。 不細工だし太ってるし(後から調べたら身長に対して平均体重だった)、可愛い洋服とかぜったいに着たくなかった。 身なりに気を使うでもなかったので、そんなのまず髪をきれいにするところとかから始めるべきだったと気づいたのは最近になってからだ。 そんなアタイも大学生になってゆっくりメイクを覚えた。 その後うつ病になったことがきっかけで一か月で10キロ痩せた。5キロ戻ったけど……。 だか

          【エッセイ】なりたいがたくさん

          【日記】25度目の誕生日

          こんばんは。25歳の誕生日を迎えたアタイです。 誕生日は常日頃から呪っていて、近づくとうつになるくらいには憎んでいたけれど、今年はもう楽しんでやるという強い気持ちで挑んだ。 ケーキも晩ご飯も好きなのをリクエストするし、ツイッターのフォロワーにも祝ってもらう!いや、フォロワーにはいつも祝ってもらっていた。 お母さんはリクエストした晩ご飯を作ってくれてケーキも買ってきてくれて、お父さんはなにも言わなかったけどおめでとうって思ってくれてると確信してる。そういう人なので。 ロウソ

          【日記】25度目の誕生日

          【吐露】誕生日が近づくと悲しくなる話

          誕生日が近づいている。だれの?アタイのです。 うつになるまで誕生日は嬉しかったし楽しかった。みんなそうじゃない?自分の誕生日って嬉しいし楽しいよね。わかる。 アタイだってうつになるまでは好きだったよ誕生日。おめでとうって祝ってもらえるし晩ご飯豪華になるしケーキ食べられるしプレゼント貰えるし。 生まれてきたことを素直に喜べたよね、あのころは。 いまだって誕生日はおめでとうって祝ってもらえるし晩ご飯豪華になるしケーキ食べられるしプレゼント貰える。ツイッターのフォロワーがAmaz

          【吐露】誕生日が近づくと悲しくなる話

          【SS小説】病めるときも、健やかなるときも、

          こんにちは。 特に前置きはありません。1835文字です。 ✂―――――――――――――――✂ 病めるときも、健やかなるときも、  僕たちが結婚をすることで世界はなにも変わらないし、政治家の人たちの人生が終わるわけでもない。ただここに些細な幸せが生まれるだけなのに、聖職者から誓いの言葉をもらうことすら許されないんだ。古びたアパートの角部屋で、醬油をこぼした染みが残るテーブルクロスを頭に被った僕は恋人の帰りを待った。窓から射し込む陽が痛いくらいやさしくて、泣きそうになる。

          【SS小説】病めるときも、健やかなるときも、

          【吐露】もしもの話

          とある映画を見ていたら、登場人物の男性が言った。 「俺の一番の親友が死んだ」 だからふと、ほんとうにふと、思った。 もしもいま、わたしの親友が死んだら、って。 そもそも親友の話はここでしているので、よかったら見てね。 わたしは友だちが少ないけど、間違いなく親友と呼べる人はひとりだけいる。 その親友がもしもいま死んだら、わたしはたぶん、ほんとうにこの世界でひとりぼっちになってしまうんだろう。 思い出は人を生かさない。 わたしは弱いからそんなもので生きていけない。 わたし

          【吐露】もしもの話

          【日記】知らないおっちゃんの話

          ツイッターでつぶやいたらめっちゃ思い出しちゃって泣いたから、ここにも書くね。 わたしの記憶に、真っ黒で汚くてボロボロで、それから死にかけたおっちゃんがいる。 小学校低学年のころだから、もう15年くらい前の話。地元について調べましょうという授業があった。グループにわかれて、わたしたちは観光客でごった返す地元のでかい橋へ行った。 そこにひとりのおっちゃんがいて、如何にもっていうか、ホームレス。橋の下で生活してるんだって言ってたもの。あと90何歳とも言ってた。 そのおっちゃんは橋

          【日記】知らないおっちゃんの話

          【エッセイ】わたしの弟は良いやつだ

          たまに思い出す、弟と遊んだ昔を。 弟はわたしのふたつ下で、末っ子長男。姉ふたりに虐げられたこともあったが、その辺にいる男よりはよっぽど気遣いができるし良いやつに育った。 悪いことだってしないし真面目で責任感もある。中高のころはよく熱を出して学校を休んでいたけれど、会社に勤めてからはそんなのなくなった。 幼いころよく弟と遊んだ。 夏休みは朝早くに起きて自転車に乗り山をひとつ越えた山と川に遊びに行ったりしたし、その際弟はすすんでボロい自転車に跨り、乗りやすいきれいなほうをわた

          【エッセイ】わたしの弟は良いやつだ

          【短編小説】鈍色の夏

          こんにちは。 美しいものの魅力とはときに人を狂わせます。 狂った手に持つその刃物の矛先はいったいどこなんでしょうか。 救いのために使われたのならいいですね。4243文字です。 ✂―――――――――――――――✂ 鈍色の夏  地方の民間伝承などに興味を持ち趣味として学びたいと集まった者たちで結成されたのが、この民俗学サークルである。特に都内で生まれてなに不自由なく育った僕なんかは、田舎の奇妙な言い伝えなどに対する興味関心がひとしおで、だから迷うことなくこのサークルに入った

          【短編小説】鈍色の夏

          【日記】アニメを見た話

          『映像研には手を出すな!』に手を出してしまった。 訳あって見るのを避けていたんだけれども、ついに見てしまったんだなぁ。 一話を見てる最中からもう夢中になって、気づいたら画面ギリギリまで顔を近づけていた。 パソコンの画面に顔がめり込むのではないかというくらい。 一話目でちび浅草氏が『残され島のコナソ』に食い入るように見ていたけれど、マジでそんな感じでわたしは『映像研には手を出すな!』を見ていた。 わたしは漫画、アニメオタクだけれども、アニメーションには詳しくないし映像オタク

          【日記】アニメを見た話

          【エッセイ】本を好きな理由を語りたい

          母親の父親が本を読むことが好きだった。 母親も本を読むことが好きだった。 あたりまえみたいにわたしも本を読むことが好きになった。 他人と話すことも友だちを作ることも苦手だし、だいたいいつも一人でいたから、学校にいるときやることと言ったら必然的に読書くらいしかなかった。 だからいつからか根暗とか本が友だちとかそんな言葉を投げかけられるようになったけど、強がりとかではなく別にどうでもよかった感じはある。 だからわたしの本好きのルーツは、言ってしまえば暇つぶしだったのだ。 小

          【エッセイ】本を好きな理由を語りたい