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子育てで絶対やってはいけない35のこと(読書録)

最近3歳息子の内面的成長を感じ、関わり方に戸惑いや、もっとよい関わり方があるのではないかと思うことが増え、子育ての本も少しづつ読むようにしています。その中で、アグネスチャンさんの本を読み面白かったので紹介します。

歌手や、ユニセフの活動の方、というイメージでしたが、トロント大学で児童心理学を学び、スタンフォード大学で教育学の博士号を取得した方。3人のスタンフォード大学に進学し成人されています

面白かった点

この本ではアグネスチャンさんの「子育てでしてはいけないこと」だけじゃなく、長男のコメントが「してはいけないこと」にひとつひとつに綴られているのがとても特徴的。

長男のコメントから、お子さんの育ちの良さも伝わってくる・・・!

子育て本はよく親/学者目線、親/学者の論理で書かれているけれど、親の子育て論に対しての子供の当時の思いや振り返っての感想が細かく書いてあるのは、新鮮。この子育ての考えで育つ子はこういう風に育つのか、とか、子供はこう捉えるのか、分かってしみじみとし、あわよくば自分の子供も将来そう言ってくれるのかしら、と期待したのでした(子育てに期待は禁物なのに・・・)

私の本著の読み進め方

やってはいけない35項目は
・子供を他人と比べてはいけない
・同じような毎日を過ごさせてはいけない
・一方通行で子供の話を聞いてはいけない
などなど。

どれも真っ当なことばかりなんだけど、自分自身に「なぜそう思う?」と問いかけながら読むと理解が深まりました。

例えば、「同じような毎日を過ごさせてはいけない」
→私: 刺激が少なくて退屈な毎日になるからかな?今私は子供に毎日日々同じような生活を過ごさせてしまっているな・・でも安定した毎日の方が、生活習慣もつくし新しいことが苦手な息子には合っているのでは。

→本: 生活に刺激を与えることで脳が活発になる。五感を刺激しよう。規則正しい生活は、子供の脳の成長にはよくない。例えば毎朝のご飯を変えてみる、帰り道を変えてみる、いつも同じ公園ではなくバスに乗って違う公園に行ってみる、とか。

→息子: どんな環境、シチュエーションでも、快適に楽しく過ごせる自信がついた。新しい経験はポジティブなことであり、今もできるだけ幅広い経験をするよう努力している

本を読んで、真似したいと思ったこと

○子供の疑問は、一緒に調べて解明する(はぐらかさない)。分かるまで説明する
○自分たち家族だけの習慣、遊び、暗号をつくって楽しむ、絆を強くする
○勉強と遊びを統合する。見て、きいて、触って、匂いを嗅いで、食べて、という経験を増やして知識を身につけさせる
○思春期になる前に、ホルモンや成長過程を説明する。誰にだってあるけど、ホルモンのせいだよ、と。
○大人だけで会話せず、子供にも意見を求めてみんなで話す

参考

下記に、抜粋された10のポイントの記事がありました。

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