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マレーシアで知能検査をうけさせることになりました①予約編

前回、知能検査を勧められた話はこちら

年が明けて、年中さんに進級。

 ローカル保育園に通わせているため、1月から新学年がスタートした。
ちなみに便宜上、ずっと「保育園」と書き続けているのだけど、イメージとしては「こども園」が一番近いかなと思う。
お昼ご飯を食べて少し遊んだら帰る子もいれば、夜7時ごろに帰る子もいる。
 うちの息子は入園してしばらくはお昼ご飯後のお迎え(とはいえロックダウンがあったため、継続して通園できるようになったのは半年後だが)だったが、私が通学し始めたこともあり、その後は5時ごろまで預かってもらっている。
 年中になって大きく変わったことは、いままでアルファベットを描く程度だった英語の授業が本格的に始まり、フォニクスとライティング、リーディングに分かれたこと、マレー語の授業が始めったこと。園によっては1歳クラスから語学をやるそうだが、息子の園は勉強より外遊びを重視する園なので去年まではほとんど勉強のようなことはしてこなかった。
これらについては、楽しんでくれたらいいな~…くらいで考えている。先生は去年と同じで安心。

検査はどうやって受けるの?

 前置きが長くなってしまったが、前の記事でも書いたように、知能検査(今回はWPPSI)は日本人の心理士さんにお願いすることにした。
保育園でも外部の先生に依頼して検査を受けられるがどうか、と提案してもらったのだが、そちらは断った。理由は、日本に住んでいたことのある先生のほうが日本人の子育てや教育の背景をよりよく知っていると思ったため、細かいニュアンスを伝えやすいと考えたから。あと、私の語学力が不安だから。
 実は園から英語が不安なら通訳をつけることもできると提案してもらったが、英語の事だけで言えば、夫がいれば私よりはずっと話せるし、通訳さんを頼むと費用が嵩むと思ったためお断りした。子供のためとはいえ、費用、大事。


検査はこの遊び場がある施設で行います。

で、いくらなの?

 念のため具体的な金額は書かないが(書かんのかい)、相場はRM1500(日本円だと4万5千円前後)だと聞いている。ありがたいことに保育園で受けても日本人の心理士さんのところで受けてもそれよりは少ない金額で受けられると聞いている。
 日本だと自治体で(児相だと数か月待つことはよくあるが)無料で受けられるため、かなり高額だと感じる。しかし、そもそもこのように「検査を受けようと思ったらすぐ受けさせられ、それを園や学校で活用してくれる」「発達に関して日本語で対面で相談ができる」環境が無い場所も海外だと多く存在すると思う。それを考えたら、決して安くはないが、サービスに見合わない金額ではないのではと思う。
 しかも今回は、日本語と英語、両方のレポートを出していただけることになっているためありがたい限りである。

今後どうなるか

ざっくりした流れとしては
検査受ける

結果説明・レポート受け取る

保育園に提出・面談

こちらの希望があれば
児童精神科医が園に来てアセスメント・面談
(場合によっては診断下りるか?)

検査結果と医師のアセスメント結果を
指導にフィードバックしてもらう

となると思う。
園が指定した医師についてもすでに説明があった。児童精神科歴35年のベテランだそう。すごく気になる。

最後に

 息子にとって良い関わり方をしたい、と園の先生が思ってくれていることがとてもうれしいし、心理士さんも親身になって関わってくださるので心強い。
いろいろ悩むことは多いけど、息子や親子関係にプラスになることを選択できればと思っている。

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