よさく

川柳、短歌が好きです。 制作した短歌や川柳をX(旧Twitter)に投稿したり、歌集を…

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川柳、短歌が好きです。 制作した短歌や川柳をX(旧Twitter)に投稿したり、歌集を読んで楽しんでいます。ここでは読書の記録を残していきたいと思います。

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短歌、川柳が作りたい

初めまして いつもXで訳もわからずに…でもフォロー中の方々の楽しいつぶやきに憧れて、みよう見真似でつぶやいていました。 もっとそれらについて知りたいと思ったので、読んだ本の記録をここに残していきたいと思います。 Xでフォローさせていただいている方の投稿から、素敵な作品を見つけて追いかけてみていると、歌人の木下龍也さん推しの方のつぶやきに辿り着きました。 とにかく推しへの愛が溢れていて気になったので、初心者の私はまずはこちらを読んでみました。 「天才による凡人のための短歌教室

    • 俵万智さんの子育ての短歌ってほんとに共感の嵐。短歌一つ一つを噛み締めて読んでいます。今日はいい夢見れそうです。

      • 【読書】わけるとつなぐ

        ゴールデンウィークいかがお過ごしでしたでしょうか。 今週先週は天気も良く、色々お出かけしてきました。 さて、今日読み終わったのは「わけるとつなぐ これ以上シンプルにできない論理思考の講義」です。 これは、ビジネス数学教育家の深沢真太郎さんの本です。 ちゃんと考えるとはどういうことか。という問いに対して、こちらの本は小説仕立てで解説していて読みやすかったです。 弱小女子高校サッカー部で3年生最後の大会、一勝をするには自分たちはどうしたらいいのか。 要所要所で出てくる図

        • 最近短歌多めの日々を送っています。明らかに違ってきたのは、周りの花や人に目がいくようになったこと。 明日も良い発見がありますように。

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        短歌、川柳が作りたい

        • 俵万智さんの子育ての短歌ってほんとに共感の嵐。短歌一つ一つを噛み締めて読んでいます。今日はいい夢見れそうです。

        • 【読書】わけるとつなぐ

        • 最近短歌多めの日々を送っています。明らかに違ってきたのは、周りの花や人に目がいくようになったこと。 明日も良い発見がありますように。

          【短歌】荻窪メリーゴーランドを読んで

          もはや私の推しの木下龍也さんと、鈴木晴香さんの共作「荻窪メリーゴーランド」を読みました。 今回の作品は男女の初々しいところから、ちょっと読んでいて照れてしまうような歌もありました。 きみが見た夜がわたしのものになるくちづけるとは渡しあうこと 本棚にふたりの過去を並べれば「海辺のカフカ」上上と下下 おんぶして位置情報を重ね合いながらふわふわコンビニへゆく 出会いから同棲、変わりゆく心情と関係性。 一度読んだら止まりません。一つの物語として作られている、おふたりの魅力が

          【短歌】荻窪メリーゴーランドを読んで

          【読書】斎藤孝先生の「読書力」を読んで

          今週は齋藤孝先生の「読書力」を読みました。 振り返ると小さい頃は絵本をたくさん読んだり読んでもらったりしていましたが、小学生の頃にだんだん字が小さくなって絵が少なくなってきた頃から、積極的には本を読まなくなっていました。 長期休みの読書感想文のときに、覚えているのは「魔女の宅急便」「長靴下のピッピ」あたりだったでしょうか。 それから大人になるまで読むということがないままでしたが、社会人になってたまに小説を読むようになっていました。 子どもたちが小さい時は今度は育児本を読

          【読書】斎藤孝先生の「読書力」を読んで

          朝時間

          今日は朝イチで娘に頼まれた前売りチケットを買いに映画館へ。他のショップがまだ開いていなかったので、その間に本が読めました。買い物してもまだ今日の半日残っている。得した気分です♪

          今週は斎藤孝先生の「読書力」と言う本を読んでいます。noteをはじめてから読みやすい文章とは?と言う問いを目にして。(単純な人)まだ進捗半分くらいですが、読書力とは何かの条件は文庫100冊、新書50冊を読んだ=読書力があるとのこと。道のりはまだまだ長いようです。

          今週は斎藤孝先生の「読書力」と言う本を読んでいます。noteをはじめてから読みやすい文章とは?と言う問いを目にして。(単純な人)まだ進捗半分くらいですが、読書力とは何かの条件は文庫100冊、新書50冊を読んだ=読書力があるとのこと。道のりはまだまだ長いようです。

          【短歌】吉川宏志さんの歌集「燕麦」を読んで

          こんにちは 最近はすっかりX(旧Twitter)とnoteに投稿されている短歌に触れて、過ごしています。 みなさんとっても素敵なので、いいね押しまくりです。 では、今週も読んだ歌集のことを書きたいと思います。 今週は、吉川宏志さんの歌集「燕麦」を読みました。 吉川宏志さんの歌は、ご自身の身体によって摘み取った言葉で表現することを大事にされています。 それから世に起きた事柄である口蹄疫や新燃岳噴火、そして福島第1原発の事故に関わる歌が収録されています。 こうした一個人

          【短歌】吉川宏志さんの歌集「燕麦」を読んで

          【短歌】穂村弘さんのラインマーカーズを読んで

          こんばんは この土日はこちらの本を読みました。 穂村弘さんの「ラインマーカーズ」です。 穂村さんの言葉、面白いです。 なんでしょうこのふふって笑ってしまう歌。 「サバンナの像のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい」 「耳で飛ぶ像がほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ」 そしてこちらの表現も素敵でした。 「夜のあちこちでTAXYがドア開くたび飛び発つかぶと虫の真似して」 「風の交叉点すれ違うとき心臓に全治二秒の手傷を負えり」 それから「手紙魔まみ」のシ

          【短歌】穂村弘さんのラインマーカーズを読んで

          【短歌】東直子さんの東直子集を読んで

          こんばんは 今日もお疲れ様です。 今週読んだ本を紹介します。 東直子さんの「東直子集」という歌集です。 木下龍也さんが「天才による凡人のための短歌教室」で、歌人になるには必要なすべては歌集に書かれてある、歌集を読むのだ。とおっしゃっていたので、今後は指南の通りに素直に行動してみることにしました。 本の中で木下龍也さんがおすすめされている歌集の中からまずこの本を選んだ理由は、こどもに対しての歌もあったので私でも分かる部分もあるかなと思ったからです。 知らない言葉があるた

          【短歌】東直子さんの東直子集を読んで

          【短歌】木下龍也さん岡野大嗣さん共作を読んで

          こんにちは 今回私は「玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ」という男子高校生ふたりの視点で紡がれた、七月一日から七夕までの七日間の物語歌集を読みました。 最初に一通り読んでこれは木下龍也さんかな?なんて思いながら読み終わり、2周目で書き出しのところで違いがわかり…それも(勝手に)新鮮でした。 「邦題になるとき消えたTHEのようななにかがぼくの日々に足りない」 足りないなにか、がわからないからもどかしい。大人を何十年もやっているとそれさえ考える機会もなく日々

          【短歌】木下龍也さん岡野大嗣さん共作を読んで

          【短歌】木下龍也さんの「オールアラウンドユー」を読んで

          おはようございます。 今週読んだ本を紹介します。 私は引き続き木下龍也さんの歌集に浸っています。 こちらは第3歌集。タイトルになっている句はこちら。 詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you いたるところに詩の神様がいるという。これは自分の周りを注意深く見て見たら、悩んでいることへの対処法や何かヒントになることがもうすでに近くにあるから早く気づいてというメッセージと受け取りました。 今回の一冊は色っぽい句もあり、愛ゆえに恐ろしい心情も表現され

          【短歌】木下龍也さんの「オールアラウンドユー」を読んで

          【短歌】木下龍也さんの「つむじ風、ここにあります」を読んで

          こんばんは。 びっくりすることが起きました。なんと木下龍也さんのスキいただきました。しばらく顔の火照りが止まらず… えっ!えぇっ?!と呟き家の中うろうろする挙動不審な人になったので一旦スマホを見るのをやめて、本に集中することにしました。 今日読んでいたのは「つむじ風、ここにあります」もちろん木下龍也さんの本です。 「液晶に指すべらせてふるさとに雨を降らせる天気予報士」 二句目にしてこれでは全然次に進めない。 まるで天気予報士が地域を選んで雨を降らせている(降らせていた

          【短歌】木下龍也さんの「つむじ風、ここにあります」を読んで

          木下龍也さんの本を追いかけて

          木下龍也さんの本を巡り、今週は2冊読みました。 まずは「今日は誰にも愛されたかった」 という谷川俊太郎さん、岡野大嗣さん、木下龍也さんの詩人と歌人の「連詩」とそのあとにご本人たちが語り合う「連想戦」が収録されています。 連詩って初めて読みましたが、ご本人たちが前の方の方の句の流れを汲んで次の句を書き連ねていくということ。 この一節が次はこの展開になるのか、と電車の中でにやにやしてしまいました。特にタイトルにもなっている、「四季が死期にきこえて音が昔にみえて今日は誰にも愛さ

          木下龍也さんの本を追いかけて